概要
スぺキオススシカクワガタとも表記する。
学名は「Rhaetulus crenatus speciosus」。
タイに生息。
シカクワガタ(タイワンシカクワガタ)の亜種とされている。かつては独立種とされていたが、中国本土でシカクワガタと本種(本亜種)の中間となる個体が発見されたことにより同種として扱われるようになった。
カワノシカクワガタに似るが、より大型化し大顎や頭盾が発達する。上翅のみならず前胸背板にも黄色〜オレンジ色の濃い模様が乗ることが特徴。
おそらく原名亜種と同じかそれ以上に有名な亜種で、美しい体色と上下左右に強く張り出す大顎から高い人気を誇る。
飼育(ブリード)はシカクワガタに準じ容易とされる。
甲虫王者ムシキングシリーズでのスペキオシスシカクワガタ
最初期より登場するつよさ100のチョキ甲虫。性格はディフェンスタイプ。必殺わざはチョキ。肩書きは「シカヅノをもつクワガタ」。超必殺わざは5周年記念カートまでは「(スーパー)ランニングカッター」→アダー完結編以降は「(スーパー)ロデオ」。
カードテキストではおとなしい性格と解説されていたが、気性はまあまあ荒い。ただしノコギリクワガタ等と比較すると非戦闘的。
新甲虫王者ムシキング
こちらでも最初期の2015ファーストより登場。レアリティはN。階級Nのムシの中では比較的好戦的であるため、性格はバランスタイプに変更されている。超必殺わざはアダー完結編以降と同じ「ロデオ」。
旧作と新のどちらにも最初期から登場して知名度が高いばかりに「超必殺わざがランニングカッターから変更された」との誤解も多い。
- まず超必殺わざ変更は「2005ファーストプラス」から行われている。ただしラコダールツヤクワガタなど、新甲虫王者ムシキングになってから変更された虫もいる。
関連タグ
クワガタムシ シカクワガタ 甲虫王者ムシキング/新甲虫王者ムシキング
ノコギリクワガタ……旧ムシキング(5周年コレクションカードまで)で超必殺技が同じ。またノコギリクワガタ属はシカクワガタ属と比較的近縁。