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スラウチハット

すらうちはっと

鍔の広いフェルト製または布製の帽子で、クラウンは高い。主に大英帝国の諸国で軍帽として採用された。
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概要編集

スラウチハット(slouch hat)はオーストラリアアイルランドイギリスカナダインドニュージーランド、南ローデシアフランスアメリカ南部連合国ドイツなど、さまざまな国の軍が採用してきた。


ナポレオン戦争中にオーストリア軍で採用されたコルシカ帽に起源を持ち、これは片側が垂れ下がり、もう片側がクラウンの側面に固定されていることから「斜めにかぶる(slouch)帽子」と呼ばれた。

1885年の導入以来、オーストラリア兵を象徴するアイコンとなる。


1899年の第二次ボーア戦争以降、コルクヘルメットの不足から大英帝国の諸国で軍帽として採用されるようになった。

アメリカ南北戦争以来、アメリカ軍の将校の間でも普及し、ベトナム戦争時のアメリカ軍の標準帽が日除けとして全く役に立たないキャップだったため、フランス式とオーストラリア式の折衷のようなスラウチ・ハットが非公式に広く被られていた。1972年以降、訓練教官がスラウチ・ハットを被ることが許可された。


鍔の広いフェルト製または製の帽子で、クラウンは高い。

映画『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹や、『愛と青春の旅立ち』のフォーリー軍曹が着用している。


日本ではグレタ・ガルボが好んだ鍔が広く柔らかな帽子がスラウチ・ハットとされ(実際はキャプリーヌ)、『ガルボハット』、『女優帽』などとも呼ばれるが、"slouch hat"で検索すると全くヒットしない。


関連イラスト編集

スラウチハット

さらば、軍曹りっちゃん親衛隊軍曹Sir,Yes Sir!ハートマン軍曹


日本でスラウチハットとされるもの

麦わらと青一足お先に百日目のリリィ奥寺ミキ


別名・表記揺れ編集

スロウチハット / スローチハット ガルボハット / ガルボ帽 女優帽


関連タグ編集

衣類 … 関連タグのまとめあり

帽子 … 関連タグのまとめあり


つば広帽子 / つば広帽 / つば広ハット

ブロードブリムハット キャプリーヌ / カプリーヌ / キャプリン / キャペリン ピクチャーハット

麦わら帽子 / ストローハット ビーチハット ベルジェールハット / ミルクメイドハット ボンネット

ブルトン クローシュ マッシュルームハット クルーハット

トーク マンティーラ / マンティーリャ ヘジャブ / ヒジャブ

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