概要
宮下英樹による漫画作品。講談社刊『週刊ヤングマガジン』に2004年から掲載され、第2部を『センゴク天正記』、第3部を『センゴク一統記』、第4部にして最終章『センゴク権兵衛』として2022年まで連載された。2007年2月より番外編として『センゴク外伝 桶狭間戦記』が連載された。
主人公は三英傑全員と関わりがあり、史上最も失敗し、挽回した男仙石秀久。
評価
作者自ら歴史考察を行い、「この戦いは本当はこうではなかったか?」と独自の考察を展開するのが特徴。
初期は癖の強い戦国武将たちが続々と登場したが、連載が進むにつれ、一次史料に即した描写に変化していった。
スピンオフの『桶狭間戦記』は今川義元を主人公にした作品であり、今まで「織田信長に敗れた麻呂武将」という評価を一変させた作品として注目されている。
一見硬派なマンガかと思わせておいて、上杉謙信がロシアのあの人に似てたり、上杉家にカール・マルクスソックリな人がいたり、コラボでスティッチが紛れていたりと、割と遊び心がある。