概要
バイオハザード アウトブレイクファイル2に登場するB.O.W.、タイラントが撃破され、リミッターを外したもの。
本来、単体で十分な戦力を持ち、且つ細かい命令もこなすことのできるタイラントには、暴走して見境をなくさないようにリミッターがかけられている。しかし、生命の危機に瀕した時、そのリミッターは解除され、タイラントに絶大な力を与える。それはバイオハザード2において溶鉱炉に落とされたタイラントが身をもって教えた。
このタイラントRも生命の危機に瀕したためにリミッターを解除して暴走したものである。命令どうのこうのはもはや関係なく、ただ見境なくすべてを抹殺する。
尚、OBで登場したものと同種かは不明だが、アンブレラクロニクルズのオリジナルストーリー「瀕死」でも登場。戦闘場所は何の因果か後にOBキャラがニュクスと死闘を繰り広げる高速道路である。
外見と性能
外見的には上半身の、特に首周りの外皮がまるで岩石のように硬く強固なものとなっており、生半可な武器では傷を負わすことすらできない。また、生命の危機に瀕するまでのダメージが前例より致命的じゃなかったのか、単純な筋力面でも絶大な強さを誇り、スピード面でも走って相手を追い詰めたり、走りながら爪を振り乱すなど、パンピーや瀕死の女相手にやりすぎな程の攻撃を繰り出す。
特に「メガスラッシュ」という両腕の巨爪を激しく振り回す攻撃は即死クラスの凶悪な破壊力を持つ。
OBのタイラントには起爆スイッチが内部に埋め込まれてあり、タイラント初戦で起爆スイッチを使わずに倒した場合、R時に起爆させて一撃という手もある。