ダイアクロンVS.グリッドマン
だいあくろんばーさすぐりっどまん
アニメ『SSSS.GRIDMAN』をベースにしたメディアミックスプロジェクト『GRIDMAN_UNIVERSE』とタカラトミーのロボット玩具『ダイアクロン』とのコラボレーション小説。
タカラトミー公式サイトおよび電撃ホビーウェブにて全4回連載される。
時系列は旧ダイアクロンと新ダイアクロンの間と『SSSS.GRIDMAN』の前。
ストーリー原案は高谷元基、文章は北嶋博明。
キービジュアルには『SSSS.GRIDMAN』監督の雨宮哲、挿絵・キャラクターデザインに坂本勝、監修はTRIGGERと円谷プロダクションが担当している。
今作を語る上で欠かせない人物が、タカラ(現タカラトミー)でダイアクロンをはじめとしたSF玩具を手掛けていた、高谷元基氏である。
高谷氏の代表作の一つに、かの『電光超人グリッドマン』の「DXグリッドマン」や「DXゴッドゼノン」といった合体トイがある。劇中さながらの合体を再現し、プロポーションも良好とそのクオリティは現在に至るまで非常に高評価を獲得した。
時は流れ、タカラはトミーと合併してタカラトミーとなり、高谷氏は高年齢層向け玩具として、ダイアクロンをリブート。旧ダイアクロンの流れを汲みつつも他機種との連携や優れた可動を実現し人気を博した。
そんな中、高谷氏はグリッドマンがアニメとして復活したことを知り、過去と現在自分が手掛けた両作品のコラボレーションを企画。2019年の秋頃に円谷プロとの打ち合わせをスタートさせ、2021年ダイアクロン40周年記念の5大企画の一つとしてついにスタートしたのである。
主人公。ダイアクロン隊員の一員にして、若干18歳で月面基地にあるダイアクロン科学研究所開発主任の座をつかみ取った才女。第一次ワルダー防衛戦の時に幼い弟を失い、二度と自分のような人間を生み出さないようダイアクロンに入隊した過去を持つ。
弟と二人で「シルバークラティオン」というヒーローを考え、弟の死という現実の無常さに「自分がヒーローになる」という想いを抱く。
今作でグリッドマンに合体する。太ももが太い。
次元巨獣ジャイガンターを追ってダイアクロンの世界へとやって来たハイパーエージェント。この世界ではヒカリ隊員と合体して怪獣と戦う。
今作では「シルバークラティオン」のイメージデータを取り込み、新たな姿へと変化。さらに、バトルハンガーと超神合体することでバトルスグリッドマンへとパワーアップを果たす。
- ランドマスター
ダイアクロン世界の地球に存在する中枢電子頭脳。グリッドマンやヒカリ隊員と協力し、新たなアシストウェポン、バトルハンガーとサンダークラッシュキャリバーを構築した。
- 「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズでは、他にも『SSSS.DYNAZENON』第8話にてダイアクロンのポスターが登場するシーンがある。
- 映画『グリッドマンユニバース』では、とあるシーンで今作を踏まえた描写が存在する。