「主よ。タネもシカケもないことを、おゆるし下さい。」
概要
『スーパーマリオRPG』で登場する敵キャラクター。
マジシャンっぽい道化師のようなモンスターでブッキータワーに生息しており、色違いの派生種やエンカウントシンボルが存在せず他の敵と一緒に出現する。
同ダンジョンで登場するモンスターの中では戦える期間が限られているブッカーに次いでHPが高くその他のステータスも全体的に高め。
魔法攻撃の「フレイムストーン」を使用する他、通常モンスターでは非常に珍しいダウト専用技の「フルハウス」(カードを投げる技)と「フォーカード」(カードを4枚投げる技)を使用する。
ダウトと戦う時に特に注意したいのは「フォーカード」であり、この技は通常攻撃の4倍というとんでもない威力になっている。
通常攻撃の2倍の技は多く存在するが、通常攻撃の4倍の技を使用するのはブッキーの「ばくれつきかんしゃ」やジャッキーの「しょうげきだん」などボスクラスのキャラクターがほとんど。
ましてや中盤のダンジョンに生息する通常モンスターが使用するのは明らかに異常であり、見た目もあって印象に残っているプレイヤーも少なくないと思われる。
仲間になったばかりの時点ではステータスが高いクッパはまだしも他のキャラクターは周りのモンスターの攻撃でHPが減らされた状態から「フォーカード」を使用されると戦闘不能にされて全滅の危険もあるためHPは常に目を配らせたい。
リメイク版ではステータスが強化された「きょうてき」が登場する事もあり、もしダウトが選ばれた時はクッパ以外が「フォーカード」で攻撃されると一撃で倒される事も珍しくないので分が悪い時は無理せず逃走する選択も念頭に置いておこう。
氷技が弱点ではあるが初めてブッキータワーに来た時は弱点を突く手段が限られているためダウトが出現したら攻撃される前に集中攻撃して早めに倒しておきたいところ。
倒すと攻撃力がアップするボーナスフラワーが出現する他、ヨッシーのクッキーを使用すると「ハニーシロップ」を獲得することもある。
マロの「なにかんがえてるの」を使用するととある怪盗の決め台詞を呟く。
リメイク版のモンスターリストではいつでも遊べるようデッキを所持しているが、カードを投げる癖のせいでいつもカード不足になってしまい遊ぶ事が出来ない事が解説されている。
つまり、上記の専用技のタネと仕掛けが明かされたのであった。
余談
ダウトは本作において色違いの派生種がいない通常モンスターの1体だが、データ上では色違いの派生種が確認されている。
リメイク版では「フルハウス」が「カードなげ」、「フォーカード」が「カードさみだれなげ」に変更されている。
クラウンカジノが一部の仕様が変更されたのと同じように賄賂を連想されるための変更と思われる。