解説
CV:中博史
ホーリーナイトメア社と戦った銀河戦士団の一員で、ププビレッジから遠く離れた孤島に暮らしていた。
見た目は毛むくじゃらの老人で、銀河戦士団のシンボルである☆マークが描かれた軍帽を被っている。
警戒心が非常に強く頑固で怒りっぽい、如何にも鬼教官をいった性格だが、魔獣と勘違いして殺そうとしたカービィの無邪気さに呆れながらも誤解を解いたり、フームたちに魚の捕り方を教えるなど、面倒見の良いところもある。
また、強さを認めた相手には敬意を払っており、かつての上官であるメタナイトを非常に尊敬している。
最終話前に再登場しメタナイトが密かに用意していた戦艦ハルバードの乗員としてホーリーナイトメア社との最終決戦に参加する。
アニメ内でのおもなセリフ
22話
- 「黙れ魔獣め!」
- 「銀河戦士団軍曹ダコーニョもはや観念した早く殺せ!」
- 「宇宙の命運をかけた戦。これが最期とあらば喜んで死ぬわい!」
- 「(フームに戦争は終わったと聞かされたとき)何!どうせつくならもっとましな嘘をつけ!」
- 「黙れ黙れ黙れ魔獣!銀河戦士団が負けたなどとありもしないことを言うな!」
- 「(魔獣に見えるかと言われたとき)ああ見えるとも(カービィを指差す)!」
- 「(カービィを探すロロロとラララを見て)あれではまともな訓練は受けとらんな魔獣の質も落ちたか」
- 「(カービィを始末しようとしたとき)準備は整った。魔獣よ言い残すことはないか。言い度胸じゃしかし眠っている者も始末するとは銀河戦士も直れん。魔獣よもう一度聞く言い残すことはないか。どうもお前は分かっとらんな。とりあえず中止じゃ。しかし」
- 「(トルネイドンの襲撃によって)やむを得ん。退却」
- 「わしに構うな逃げろ。お前達は平和のために戦ってくれ」
- 「必ず勝てる!たとえ疲れ果てようとも、叶わぬ夢に手を差し伸べるのなら…魔獣に立ち向かえる戦士が一人でも」
- 「星の戦士。宇宙を永遠の平和に導く伝説の。知らぬ間にそんな素晴らしい戦士が育っていたとは」
- 「(逃げるデデデ達を見て)戦いもせず逃げ出すとは卑怯なり」
- 「メタナイト卿とカービィ殿が居れば宇宙はまだ安心じゃ。それにこの島はわしにとってもはや故郷なのじゃ。カービィ殿。老兵は死なずことあらばいつでも戦場に駆けつけると卿にもお伝えくだされ」
98話
- 「おおカービィ殿がご健在であったか」
- 「(戦ってるカービィを見ているだけの村人に対して)どうしたことだ!カービィ殿の様に敵と戦わんか!」
- 「私はダコーニョ。銀河戦士団の軍曹としてメタナイト卿に仕えた身だ」
- 「いつかは悪と戦う時がくると身を隠しておったのだ今こそその時」
- 「諸君戦おうではないか!」
- 「メタナイト卿は強力な武器をお持ちのはず」
- 「(戦士ではないから無理だと弱音を吐く村人に対して)たわけ! 悪が栄えるのを黙ってみておるのか! あんなにがんばっておられるカービィ殿に恥ずかしくないのか!」
- 「(フームとブンと再会して)お二人ともお久しぶりです」
- 「(メタナイトと再会して)メタナイト卿。私に覚えてでしたか。洞窟に夢中戦う処分どうか私も。はっ!全力を尽くします」
- 「(カービィと再会して)カービィ殿お呼ばずならばお力に」
余談
- 「戦争の終結を知らず孤島で一人密かな戦いを続けていた」という設定は故・横井庄一などの残留日本兵の話が元になっている。
- フームたちがスパルタ式訓練を受けていた時、ブンが発した「こういうアニメ見たことあるよ」は、『巨人の星』を筆頭とするスポ根漫画を意識したもの。
- サブタイトル及びダコーニョのセリフにある「老兵は死なず」は、連合国軍最高司令官マッカーサー元帥が解任時に行なった米国の議会演説の際、俗謡から引用したフレーズに基づく。
- 彼の初登場回の第22話の視聴率は第24話と並び、アニメカービィの中ではトップタイである。
関連タグ
ヤミカゲ:再登場フラグを建てたキャラ繋がり。かつてはダコーニョ同様に銀河戦士団の一員だったが、敵側に寝返った上に「借りを返す時が楽しみだ…」と去っていった以降は出番がなく終わった。