「思い通りにいかないこともある。人生はハチャメチャで、時には辛いこともある。でも大丈夫！そんな時は壁を乗り越えて進んでいけばいいんだ！諦めちゃダメだよ。」
演:ポール・マイケル・ウィリアムズ（吹：佐藤元）
概要
恐竜愛好家でジュラシック･ワールドのゲームを史上初のクリアを果たしたことでキャンプ参加権を手に入れた13歳のアフリカ系少年。ジュラシック・ワールドの事故で取り残された白亜紀キャンプ一行のリーダー格で持ち前の頭脳や知識でイスラ・ヌブラル島を仲間たちともにサバイバルしていく。
性格
周囲から「恐竜オタク」と呼ばれるほどの恐竜愛好家であり、恐竜の知識は豊富である。またゲーマーとしての実力も確かでその実力と知識でジュラシック・ワールドのゲームを史上初のクリア者となり白亜紀キャンプの参加権を手に入れたほどの頭脳明晰かつ冷静沈着。
その一方で根は勇敢で「どんな状況下でも絶対に諦めない」不屈の精神を持つ。これは同じく恐竜愛好家であった父フレデリックと「たとえどんな辛いことがあっても。絶対に諦めるな。」と約束したからである。またいつか父と共にジュラシック・ワールドに行くことを約束しており、今回のキャンプ参加も恐竜の好奇心だけでなく亡くなった父との約束を果たしたいという気持ちを含まれており優しさあふれる好少年でもある。
その性質故恐竜を自分たちの利益のために傷つける輩には嫌悪感・怒りを露わにし、時として恐竜を助ける過程で仲間を巻き込まないよう自分一人で解決しようとする危うい傾向があり、度々諭されている。
家族構成
父：フレデリック (演：ケストン・ジョン/吹：飯島肇):故人
母：本名不明
兄：ブランドン (演：ベンジャミン・フローリーズ・ジュニア/吹：宮崎遊)
関連タグ
最終回ネタバレ注意
結末
シーズン5最終回でマンタ社を島から追い出し、恐竜たちを自由にさせることに成功した。そこへキャンプカウンセラーのデイヴとロキシー、マンタ社を離反したメイ・ターナー博士、そして兄のブランドンが船で駆け付けたことにより仲間たち共に無事に帰還を果たした。
また父親と決別したことで身寄りがなくなったケンジがボーマン家に引き取られたことにより義兄弟となった。
そしてイスラ・ヌブラルから生還した英雄として一躍有名人となった。
エピローグに当たる3年後(時系列は炎の王国の終結直後)かつての仲間たちと共にリモート会話したところブルックリンから衝撃的な噂を告げられる。
なんとダリウスの実家付近にあるロックウッド邸から多数の恐竜たちが脱走したというのだ。最初こそ気に留めなかったものの、大きな足音がしたので窓の外を見てみると本物のブラキオサウルスがいた。これを見たダリウスは安堵し物語は締めくくられる。
「恐竜のことなら何でも知ってるって思いこんでいました。だけど本の上でだけ勉強するのをやめて、僕は…僕らは…恐竜と暮らしてみてわかったんです。知らないことがたくさんあった。」
「変な話だけど、恐竜って僕らとよく似てます。彼らだって必要としているものは一緒。食べ物、住処、平和な毎日。そして…何より…守り守られること。一人で生きていても、家族がいても、誰も独りぼっちじゃありません。」
「つまりこういうこと。皆…恐竜も人間も…同じなんだ。」
「この世界には危険がいっぱい。だから時々ピンチがやってくる。ヌブラル・シックスには分かります。でも僕たち全員が生き残れた理由は…力を合わせたから。互いを理解しようとして、最初よりも…互いを…好きになった。以上です。」
