闇の中でこそ、光るものがある。それは冷たく、ときには熱く。幻想に至る道筋は、誰も知らない。それを叶えるのは、己の意志だけ。意志だけを頼りに、孤独な声を上げるのさ。それはいつしか想像の翼となり、貴方を誘うわ。ボクらの名は、≪ダークイルミネイト≫
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概要
ゲーム稼働初期から異彩を放っていた神崎蘭子であったが、方向性が特殊すぎて唯我独尊な彼女に同族と呼べる相手は少なかった。
そんな中、2013年に追加された静岡エリアで蘭子と同年の二宮飛鳥が登場し、その痛々しすぎる個性から「蘭子のお友達」「中二病の相方」とプロデューサー達に期待される。
そして2014年6月、「第5回アイドルLIVEロワイヤル」にて待ち望まれたユニット「ダークイルミネイト」が結成された。
「DARK(暗い、暗黒、闇)」「ILLUMINATE(照らす、生き生きする)」という意味であり、ユニット名も2人にはぴったりである。
片やゴスロリ、片やパンク。
見れば見るほど痛…いや、ビジュアル的に映えるコンビだが、同じ中二病でも似て非なる2人なので注意が必要。
蘭子は飛鳥を「近しき領域に住まう眷属(趣味が合いそう!)」と認め、飛鳥も蘭子を「キミはボクのもうひとつのカタチ」と好意的なため、相性はとても良さそうである。
2人揃って5周年記念曲EVERMOREの歌唱メンバーに選出されている。『スターライトステージ』の「LIVE Parade」コミュでは、4話にてみくが喋り出すまでの間熊本弁での会話を繰り返していた。
2017年4月27日に『デレステ』に飛鳥のソロ曲「共鳴世界の存在論」が実装されたのに合わせて、飛鳥を主役としたストーリーコミュ第43話「Cogito ergo sum」が公開され、ストーリーの終盤で「飛鳥が1番or2番目に会いたい人」として蘭子が登場。会って瞬く間に二人の世界に入り込むなどその仲の良さを見せた。
これらを経て、『デレステ』にて「ダークイルミネイト」としての新曲を伴ったイベント「双翼の独奏歌」が2017年8月21日より開催。いわば共依存にまで向かおうとしていた二人はそれまでの「趣味の領域が近い」という関係性を見直し、2人でひとつのダークイルミネイトとして再スタートを切った。
なお、これに先立つ8月13日に開催されたアイドルマスターシンデレラガールズの5th LIVE「SerendipityParade!!!」の最終公演において、飛鳥役の青木志貴がメドレーで蘭子のソロ曲「華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~」をダークイルミネイト飛鳥として歌い、冒頭で蘭子に向けて語り掛けるという演出が施された。
なお、同公演の振り返り上映会の舞台挨拶にて、当時既に「双翼」の収録を終え直後に公開される事も知っていた青木がコミュの内容を踏まえダークイルミネイトの関係について悩んで考えたセリフだという事が明かされた。
また、アニメシンデレラガールズ劇場の2期ED2秋めいてDing_Dong_Dang!のボーナストラックに、二人によるEVERMOREしんげきRemixが付属する。遂に5周年曲まで2人きりで歌うようになってしまった。
……だったのだが、初期プレス盤では違うアイドルの歌が入っている不具合が発生。有志の解析では一ノ瀬志希らしくつまりは青木シキと一ノ瀬シキを取り違えたのではというオチまで付けられているが、ダークイルミネイトPにとっては待ちぼうけを食う形になった。
熊本弁
2人とも難解かつ少しずつ違った熊本弁を使う。
相手が何を言っているのかは互いに理解しているようであり、今のところ飛鳥は蘭子の熊本弁を熊本弁で返せる唯一無二のアイドルである。
しかし、双翼の独奏歌において「あなたに分かって貰えたなんて思わない」「蘭子の言葉だってわからない」という発言もあるためこのあたりは有耶無耶となっている。
また、デレステ1コマ劇場にて2人とも高峯のあに憧れていることが判明。
3人揃えばさぞ高濃度の熊本ワールドが展開されることだろう…と思いきや、のあと会うときの2人は揃って憧れの大人を前にした年相応のファンの姿になるため、むしろ熊本弁濃度が落ちる傾向にある。
アイドルトーク
蘭子は飛鳥とアナスタシア、飛鳥は蘭子のみに反応する。
それぞれ「飛鳥」「蘭子」と呼び合い、共に活動しようと励ましあっている様子が見られる。
TVアニメ
蘭子はシンデレラプロジェクトとしてレギュラー出演。
飛鳥は序盤にポスターで登場するのみだったが、最終回でローゼンブルクアルプトラウムに合流し、トリオユニットを組んでいる。
シンデレラガールズ劇場では最終回、3話分ブチ抜いたオリジナル回を二人で独占。ファミレスにて2人のグリモワールを見せ合い、その独創的な世界を通して、ファンとの、そして2人のこれからについて熱く語り合った。