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概要編集

スーパーマリオオデッセイに登場するキャラクター。恐竜をモチーフにしたキャラクターはマリオシリーズではそれほど珍しくないが、こちらは名前も見た目もガチでリアルな恐竜「ティラノサウルス」そのもの。


多くのプレイヤーは滝の国『ダイナフォー』にて初めてその姿を目にする事になる。小高い丘の上でのんびり昼寝をしており、近付こうがその身体に飛び乗ってみようが目を覚ます事は無い。

しかしただの世界観演出のために存在しているオブジェではなく、その頭にキャッピーを投げてみるとなんと当たり前のようにキャプチャーできる。咆哮と共に目覚めたティラノサウルスinマリオは自由に動き回る事が可能で、しかも完全に無敵。道中のだろうがワンワンだろうが全く意に介さず蹴散らす事ができる。このパワーを利用しなければ入手できないパワームーンもある。

なお、自力でのジャンプはできない(フィールドギミックを利用して跳び上がる事は可能)他、いくら無敵とは言え落下によるミスはどうしようもない。段差や地形には一応の注意を払った上で暴れていこう。

(ちなみにティラノサウルスの迫力のある声はニンドリのインタビューにて「プラスチックの名刺ケースを鉄板に擦ったときの音」を加工して作ったらしい)


しかし、あまりの巨体とパワーのせいか、キャプチャーを維持し続ける事自体がキャッピーにとって負担になるらしく、長時間連続でキャプチャーを維持する事ができない。一定時間を経過すると限界が訪れ、強制的にキャプチャーが解除されてしまう。

ただし一度自分から解除して再びキャプチャーすれば、制限時間がリセットされる。キャプチャー中のティラノサウルスの身体が点滅し始めたら解除し、すかさずもう一度キャプチャーする事を繰り返せば、実質半永久的にキャプチャーし続ける事もできなくはない。ちなみに強制解除された場合はその瞬間にティラノサウルス本体も初期の位置にワープしてしまうので、その場で続けてキャプチャーする事はできない。



上述のように非常に頼りになる存在だが、それはあくまでキャッピーのキャプチャーによってマリオの力として利用できる場合。このティラノサウルス、実はダイナフォー以外にも生息しており、しかもマリオの敵として登場する場合もあるのである。

オデッセイなティラノサウルス

おまけにどういう訳か、敵として登場する場合は頭に帽子やヘルメットを被っており、そのままではキャプチャーできなくなっている。前述した無双の戦闘力がそのまま敵として牙を剥いてくるため、対抗策が思いつかない場合は一目散に逃げよう。

ちなみにある場所では全力で猛進してくるキャプチャー不可のティラノサウルスからスクーターで逃げつつパワームーンローカルコインなどを回収するという場面も用意されている。初見での全回収はまず不可能な上にティラノサウルスに追いつかれるとほぼミス確定なので、何度もティラノサウルスと鬼ごっこをする羽目になったプレイヤーも少なくない。


余談だが、このように敵に回せば恐るべき存在となるティラノサウルスを全く恐れていない意外なキャラクターがいる。ノコノコである。ノコノコレースの参加を受け付けているノコノコはクリボーなどにキャプチャーした状態で近寄ると、キノピオや各国の一般人などのように怯えたり驚いたりせず、気さくに挨拶してくれる。そしてこの反応は、自分の何十倍もある巨体を誇り、ワンワンさえも問答無用に蹴散らすティラノサウルスが相手でも全く同じである。

どうやらシステム上「キャプチャー可能な敵キャラ」は(クッパ側のポジションに在籍する場合も多い)ノコノコにとっては同胞のような存在として処理されており、それがティラノサウルスに対しても適用されているらしい。確かにクッパ軍団にも(出番は少ないものの)恐竜のキャラクターは何種か在籍しているが、比較的小柄且つデフォルメされたデザインであり、ほとんどはティラノサウルスのようなリアルで大型なタイプではない。それでもノコノコにとっては恐竜である以上は彼らとさほど違いは無い認識なのだろうか?


関連項目編集

スーパーマリオオデッセイ ティラノサウルス


ウツボ - マリオシリーズにおける「無双」の権化の一体。

キラーピアノ - 同上


ルイージマンション3 - ティラノサウルスの化石に取り憑いたオバケがボスとして立ちはだかった

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スーパーマリオオデッセイ すーぱーまりおおでっせい

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