概要
アルマトラン編で登場。ソロモン率いる抵抗軍の中心人物であったファーランとワヒードの間に生まれた息子。ソロモンと結ばれたシバが妊娠の報告をした時点で4歳になっている。
外見はオレンジ髪を三つ編みのおさげにしているあどけない雰囲気の少年。
両親が最終決戦に赴く前、心配するが故に二人に酷い言葉を浴びせてしまったため、帰ってきたら謝りたいと、セッタたちと後方基地で無事を祈っていた。
だが、第299話ででダビデ老たちはソロモンたちを最硬度防御結界に閉じ込めて、手薄になった後方基地を総攻撃したために後方基地にいた者は全滅し、ファーランたちが駆けつけたときには、テスは全身を焼き尽くされた無残な状態になっており、ファーランの腕の中で息を引き取った。テスの死によって、ワヒードとファーランはアル・サーメンとして反旗を翻すことになる。
その後のネタバレ注意
死後は「黒の神」の内部でワヒードやセッタたちと共に無為に過ごしていたが、異次元から迷い込んできたアリババと親しくなり、彼が元の世界に戻るための魔法習得を手伝うことになる。
その時にテスが言った「ママに会いたい」という願いを聞いたアリババが、死者のルフが帰る場所を一つにすると宣言したことに安堵し、笑顔で彼を見送った。
余談
作者のブログから、髪色は母であるファーランと同じオレンジ色だということが分かっている。