CV:フレッド・タタショア/大友龍三郎(日本語吹き替え版)
概要
グレン・アリアスのボディーガードとして付き従う大型で頑強なB.O.W.。
身長4メートル近い巨体であり筋骨隆々の肉体の各部に装甲をボルトで装着し、携行できるように改造したM134ミニガンを軽々と取り扱う程怪力。
醜く変形した顔を隠す為に特殊マスクを常に装着している。
その正体はマリア・ゴメスの実の父親であり、アリアスとは古い友人同士。
映画本編では語られなかったが、小説版でかつてはメキシコの麻薬組織(所謂麻薬カルテル)の幹部だったが、組織の内部抗争で命を狙われた際に当時任務で潜入捜査をしていたアリアスに命を救われた過去が明かされている。
その後は改心して組織からも足を洗い、コロナビール(メキシコのビールの銘柄)とルチャ・リブレを愛する豪快な性格の良き父親となった。
それと同時に自身の命を救ってくれたアリアスに忠義を尽くす様になり、常に「ドン・アリアス。俺はあんたの忠実な用心棒さ。俺はあんたの盾になりたいんだ。」と語っていたと言う。
妻子と共にアリアスの結婚式に参列するが、爆撃に巻き込まれ瀕死の重傷を負う。
(娘のマリアは共に生き残ったが、妻は死亡したと思われる。)
しかし元々身長2メートル近い大男であり、アリアスの用心棒として常にボディアーマーを服の下に着用しており、映画での描写は無いが、「あんたの盾になりたい。」という言葉を実現させ、アリアスに覆い被さり身を挺して庇い、瀕死の重傷を負う。
(しかしアリアスはそこはアドリブを利かせて自分ではなく婚約者のサラを守って欲しかったと回顧している)
前述通り、瀕死の重傷を負うがアリアスの手によってウィルス投与(小説版によるとt-ウィルスとA-ウィルスの混合型)と肉体改造を施され死の淵から復活する。
しかし、爆撃の後遺症で声を出すことが出来ず話せない。(唸り声を発する事は可能である模様)
その為に娘のマリアと会話は出来ないが、言葉の代わりにマリアの手を握り返している為、親子の絆に変わりはない様子。
(マリア自身も肉体改造の結果、人間的な感情は薄れているが父に対しては僅かながらも感情を見せている)
それに加えて、普段はタイラントさながらに拘束具で力を制御しており、それが外れると触手を背中から生やした異形のクリーチャーとなる。
序盤から登場し、マリアと共にアリアスのボディガードとして暗躍する。
クリス、レオンを襲撃して、レベッカを拉致した際には大型ガトリングガンで掃射攻撃を仕掛ける。
バイオテロ決行時にはレベッカが居る手術室でクリスを襲撃し、圧倒的な力でクリスの攻撃にもビクともせず苦戦させるが、最後はクリスが足元に転がした焼夷手榴弾の爆破で炎に包まれ、倒れる。
しかし、死んではおらずクリスとの激戦により高所から落下し瀕死の重傷を負い、虫の息だったアリアスの前に現れる。
「ディエゴ・・・最後の手段だ・・・お前を解放する。」
忠実な用心棒そしてボディガードとして主人・アリアスの命を受け、拘束具を外して真の力を解放し、触手でアリアスを取り込み、融合して一体のクリーチャー、アリエゴとなる。
アリエゴはアリアスとディエゴの二つの頭部を持ち、左肩がディエゴの頭部であるが、基本的にはアリアスの意識が主導権を握っている。
最期はクリスの銃弾で貫かれて、アリアス共々木端微塵となって死亡した。
(正確に言うと、クリスとレオンの援護に訪れたBSAAのシルバーダガーのオスプレイからナディアが放ったレールガンでディエゴの頭部は消滅している為、その時点でディエゴ本人は死亡したと考えられる。)
余談
吹き替えを担当した大友氏は実写版バイオハザードのDVD版において、ワン隊長の吹き替えを担当しており、ディエゴとは逆に健常者で作中では普通に会話をしていた。
関連タグ
バイオハザードヴェンデッタ バイオハザード バイオハザードの登場人物 グレン・アリアス アリエゴ B.O.W.
マリア・ゴメス…実の娘であり同じく肉体改造を受けたアリアスの側近。