「なーボス、オレ達ぜってー、ヒマ人だと思われてるぜ」
「オレはそう思われたいんだよ」
概要
イタリア最大手のマフィアグループ・ボンゴレファミリーの同盟ファミリーの1つであるキャバッローネファミリー10代目ボス。イタリア人。通称「跳ね馬」。2月4日生まれの水瓶座でO型。年齢は22歳で身長183cm、体重72kg。
好物はピザ。嫌いなものは民を大事にしないマフィア。
外見は相当なイケメンであり、並盛中に赴任した際には女子生徒から、病院にツナの見舞いに来た際には看護婦達から黄色い声を挙げられていたほどの美貌を持つ。
フードにファーの付いたモッズコートをはじめとする、ストリート風のファッションに身を包んでいることが多い。
左腕から左半身にかけて"BARACCA"や馬などをあしらった刺青がある。これは彫ったものではなく、小説において「ボスにふさわしい者になった時に浮かび上がるもの」と語られている。
リボーンを家庭教師にしていたことから、沢田綱吉(ツナ)を弟弟子として可愛がっており、マフィアになる気はないツナも彼の事は「ディーノさん」と呼んで尊敬している。頼まれたら断れない性格で、リボーンにいいように使われていることもあり、作中一、イタリア─日本間を往復していると思われるキャラクター。部下のリコは内心それに不満を抱いていたほど(彼の場合は敬愛しているためでもあるが)。
それでもリボーンの事は現在でも師として尊敬しており、リボーンが日本へ向かう話を聞いた際は「もっとリボーンに色んなことを教わりたかったが泣く泣く見送った」らしい。
アニメ版では初登場回で原作では描かれていないリボーンとの出会いのシーンや教育を受けているシーンなどが詳細に描かれ、やはりツナへの教育にも劣らぬスパルタっぷりだった様子。
リボーンの愛人であるフリーの殺し屋・ビアンキには教え子時代に何度か殺されかけたらしい。
ヴァリアーのスペルビ・スクアーロとは同級生だった。
かつては弱気で臆病だったため「へなちょこディーノ」と呼ばれていたが、小説『隠し弾1』に収録された『跳ね馬爆走!』にて、ファミリーと街の皆を守りたいという一念で才能を開花させ優秀なボスへと成長を遂げることとなる。
が、逆にそれが仇となり1人になるとその実力は激減し、極度の運動音痴になる(本人は自覚していない)という、ある意味での究極のボス体質。そのため、常日頃からロマーリオを初めとする部下が付き従っている。ちなみに雲雀の修行の際は彼と互角にやりあってるため、とにかく近くに部下が一人でも付き添っていれば実力を発揮できる(ピンチの際であれば変装でも可能)。
面倒見が良く人柄も良いことから、部下や地元の住民からも慕われている。経営センスも抜群であり、若くしてファミリーの財務状況を立てなおしたほど。書類仕事も本気を出せば山積みの書類を午前中に終わらせられる。
名前の由来はイタリア車フェラーリ・ディーノ。
能力
武器は「跳ね馬の鞭」。
四方八方から撃ち込まれる無数の弾丸を一発残らず叩き落とす程強力。
水を吸うことで巨大・凶暴化するスポンジスッポンのエンツィオをペットとしている。
どちらもリボーンのカメレオンのレオンが吐き出したもの。
……が、前述の通り部下が近くにいないとこれらの能力を発揮できなくなり、振るった鞭が自分に当たるなど大幅に弱体化してしまうという欠点がある。
また、10年後は大空天馬「スクーデリア」という匣兵器を保有している。もちろん、部下のいない時は落馬する。
関連イラスト
22歳
通常時。
32歳
「未来編」のみの登場。髪型が変化している。
子供時代(仔ディーノ)
過去回想などで登場。「へなちょこディーノ」と呼ばれていた。
英語教師ディーノ
「虹の呪い編」において、ツナたちとの連携の必要性から、並盛中に英語教師として潜入した姿。
眼鏡をかけ、刺青は絆創膏や包帯で隠している。
別表記
関連タグ
家庭教師ヒットマンREBORN! REBORN! リボーン 残念なイケメン
スペルビ・スクアーロ(同窓生) 10年後
ブローノ・ブチャラティ:裏社会の人間でありながら面倒見が良い人格者で一般市民からの信頼が厚いギャング(マフィア)繋がり。ついでにディーノの中の人は彼が最後に倒したギャングを演じている。