概要
『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-』に登場するキャラクター。
悪の組織デストロンは世界征服の障害である仮面ライダーV3抹殺に余念が無く強力な機械合成怪人を送り込んでいた。当時、デストロンの科学者であった結城丈二も母親の死をきっかけに人間の脆さを痛感し「死なない強靭な肉体」を作るべく改造人間の研究・開発に情熱を出していた。
しかしそれら怪人達はV3の必死の抵抗の前にことごとく敗れ去っていった。そこで結城は見方を変えてV3の研究を行う事にした。それに目を付けたデストロン首領はある計画を思いつく。それがデストロンライダー計画である。
その内容はV3の偽者怪人を作って敵陣営を混乱させると言う、かつてのゲルショッカーのショッカーライダーのような計画であった。
結城を中心に研究は行われ、V3の26の秘密の全てを流石に理解してはいなかったものの進んでおり、偽V3のスーツは作られた。それでもデストロンも一応はV3の力を過小評価していたのである。
だがヨロイ元帥の策略で結城が抹殺されそうになった時、部下であった片桐たち研究スタッフ達と共にデストロンから脱走した際に偽V3スーツを持ち逃げし、それをライダーマンのスーツとして改造・転用したのであり、この事がデストロンの運命を大きく狂わせるターニングポイントとなった。
その為、ライダーマンはV3に酷似しているのである(ただし先述の通り、26の秘密の全てを把握していないようであった為かライダーマンスーツには胸のコンバーターの酸素ボンベは仕込まれていない)。がどう見ても似ているようで似ていない気もするが・・・
作戦は実行されなかったがもし実行すればV3の評判を下げる事になったかもしれない。
しかし・・・
活躍
デストロン壊滅後、記憶を失いタヒチにいた結城丈二ことライダーマンはキングダークと共に日本に向かう途中のGOD機関の神話怪人イカルスと交戦した際にV3の援護を受けるがそのV3はヨロイ元帥が化けた偽者、つまりデストロンライダーであった。
彼が離脱した後もデストロンライダー計画は生きていたのだ。
その後ヨロイ元帥は正体を現してライダーマンと交戦するも、駆け付けたトリプルライダーの乱入もあって結局敗れ去った。
関連タグ
S.I.C. HEROSAGA RIDERMAN_ANOTHER_AFTER
シーラカンスキッド:ライダーマンの偽物であるデストロンライダーマンに変装した。ある意味ではデストロンライダーの逆輸入とも言える。