概要
モンスターファーム2から登場した剣を持った鎧のモンスターで、中身が空洞の甲冑の騎士。
冒険で入手できる「古びたサヤ」を入手した後、大会で入手できる「もろはの剣」を隠し味にして合体する事で、再生条件を満たせる特殊再生種族。
丈夫さが非常に伸びやすく、次いでちからも伸びやすい。
他の能力も平均的だが、回避のみかなり伸びが悪い。
寿命は長いが、初期性格はかなりワルだったりする。
持続タイプであるために生涯を通して安定した成長が見込め、強くしやすい。
それゆえに「デュラハン派生はアローヘッド派生の上位互換」とよく言われたりする。
※とはいえアローヘッド派生にはあえてガッツ回復を遅くすることで補正を強くかけることができるというメリットもあるのだが。
なお2の時点では好戦的という設定を反映したせいかワルモンだった。
デュラハンがSUBのモンスターは、鎧をまとったような見た目のモンスターが多い。
ただしその鎧は「本当に着用しているもの」なのか「進化や品質改良などの過程で皮膚が硬質化したもの」なのかはMAIN種族によってまちまちである。
丈夫さとちからに優れ、寿命も長いが、回避が伸びにくくなるので、元から回避に難があるモンスター向き。
ただしガッツが重量級なMAIN種族の場合、言うまでもなくガッツダウン技には特に注意。
MF2以降のデュラハン
PS2版モンスターファームでは、 ゴーレムやドラゴン、ジョーカー同様にデザインが一新され(関連イラスト参照)、鎧の装飾が減って盾も外したシンプルかつシャープなデザインとなった。
また、性格も騎士道精神という面を反映してまじめでストイックな性格に改善し、使う技も「テンライ」や「シップウ」など侍っぽくなっている。
さらに、モンスターファーム4以降は「勇敢な騎士」という(PS2版以降の)性格そのままに、より重厚かつマッシブな盾持ちのデザインに変更されている。
そして、LINE版はデザインも性格も、原点であるモンスターファーム2を踏襲している。
派生種一覧
頭部(=兜部分)の見た目がSUBの影響を大きく受ける。
大変珍しいヒノトリがSUBの派生種が存在する。
むしろワルモンばかり+ジョーカー派生がやたら多い四大大会に於いて、組長ことラブレスを、数少ないヨイモン枠+種族そのものの希少価値映えもあって、このヒノトリ派生のガルーダにすべきだったのではという声もチラホラである。
(ただしラブレス=無愛の名に相応しくないのではと否定的な声もまたチラホラ。)
名称 | SUB種族 | 初登場作品 |
---|---|---|
レジーナ | ピクシー | 2 |
ベスビオス | ドラゴン | 2 |
ヘラクレス | ビークロン | 2 |
ケルマディクス | ゴーレム | 2 |
ロブリッター | アローヘッド | 2 |
グレイシア | ライガー | 2 |
ガルーダ | ヒノトリ | 2 |
メタルグローリー | メタルナー | 2 |
ジェノサイド | ジョーカー | 2 |
ノーマッド | モック | 2 |
ショーグン | レア | 2 |
ブラッディJ | レア | 2 |
コクシムソウ | レア | 2 |
ハルバート | ニャー | GBA |
ブロッサム | モッチー | GBA |
ゴールディー | スエゾー | GBA |
アンドレア | ダックン | GBA |
フォレストラ | ロードランナー | 3 |
ベルセルカス | ナーガ | GBA |
オクトナイト | タコピ | GBA |
アンガス | モギィ | GBA |
ジュエル | サイローラ | GBA |
ハイランダー | モモ | GBA |
クロコダイル | レシオネ() | GBA |
ベノムレイダー | ザン | GBA |
ヘルメス | アントラン | GBA |
チューンナイト | ヘンガー | GBA2 |
ヘイムダル | ギタン | GBA2 |
クルースニック | ガリ | GBA2 |
クーフーリン | モノリス | GBA2 |
ベイオウルフ | ガルゥ | GBA2 |
リフレクター | レア | GBA2 |
ブシドー | レア | GBA2 |
ベルサリーヌ | スズリン | GBA |
リノセロス | サイローラ | 4 |
キュルビス | パンチョ | 4 |
カゲムシャ | レア | 4 |
カオスデュラハン | アビス(4時点ではレア) | 4 |
オモロナイト | ダックン | 5 |
アクアナイト | レシオネ | 5 |
ツッパラナイト | レア | 5 |
コクシムソウZ | レア | DS2 |
アニメ
CV:堀内賢雄
ヴィランながら前期・後期を連続して出演した希有な存在。
前期ではムー率いるワルモン軍団の実質ナンバー2に就くも、内心では下克上を目論む野心家と、ゲーム上の高いワル設定を遺憾なく発揮している。
また、実力とカリスマ性がそろって高く、自分専用の飛行船をアジトに所持し、ジャアクソウを初めに複数の側近を引き連れる。
しかし、側近の1体であるピクシー種のリリムに裏切られ、リリムの粛清こそするものの、道連れに近い形になってフェードアウトする。
上記の通り、後期にも出演するが、その際は首だけで生命維持装置に繋がれた状態だった。
部下は既出のジャアクソウ(体の所々が機械化している、ただしのちのヘンガー派生のココナートのプロトタイプかどうかまでは不明)に加え、新たにピクシー種のポワゾン、ニャー種のママニャー、ゴーレム種のゴビを部下に暗躍する。