ドラえもんのひみつ道具の一つ。初出は1975年9月号『小学六年生』、TC9巻収録。タイトルは「トレーサーバッジ」。
概要
キラキラした10種類のトレーサーバッジを相手に装着させると、トレーサー(モニタ)で相手の居場所を把握できるという、使いようによっては思いっきりプライバシー侵害の道具であるが、実はドラえもんのひみつ道具の中で、既に現代科学で実現できる数少ない道具として紹介されたこともある。
要はGPSと同じ要領である。
作品設定上において
のび太のクラスメートのモブたちの名前や名字がわかる数少ない話でもあり、特にはる夫と共によく出てくる帽子の少年が安雄とわかるのはこの話が最初。また、黒目の角顔が正美、角眼鏡の少年が洋二、アヒル口の少年が山田君だというのもこの話で判明する。
余談
最後のオチは、大人が見たほうが意味がわかって面白いかも知れない。