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タマシイム・マシン

たましいむましん

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。及び同作品のエピソードの一つ。
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ひみつ道具としての解説

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。及び同作品のエピソードの一つ。TC13巻収録。

タイムマシン」の一種であり、自分のを抜き出してタイムスリップさせ、過去の自分の身体に憑依させることが出来る。

憑依している間は過去の自分の身体を自由に動かすことが出来る上に、その時代の人々と会話することも出来る。例えば赤ん坊の頃の自分に憑依した場合、見た目は子供で頭脳は大人の状態となる。

ただし現在の自分が憑依している間は、元々その身体に宿っていた過去の自分の魂や意識がどうなっているかは不明(下記の『STAND BY ME ドラえもん 2』では意識を失ってしまっていた)。


また、魂だけを過去に転送するという性質上、通常のタイムマシンとは違い自力で元の時代へ戻ることが出来ない為、この道具には使用者の魂を自動的に現在へ戻すタイマー機能が備わっている。このタイマーをセットしておけば、過去の時代に行ったまま現在へ戻って来られないという事故を防ぐことが出来る。

それだけでなく、魂が過去の時代へ行っている間、現在に残された使用者の身体は仮死状態となる。その為、この道具を使用する際は抜け殻となった身体の置き場所に注意しないと、使用者の家族や友人を心配させてしまうことになってしまう。


エピソードとしての解説

ドラえもんのび太ママに物置の整理を頼まれ、作業をしているとのび太が赤ん坊の頃のアルバムを発見する。

それを見て懐かしがっていると、のび太は「昔のママと今のママでは思いやりが違う」と思う。その直後、のび太はうっかり転んでしまい、膝を擦りむいてしまう。そのことをママに話しても、素っ気ない態度を取られてしまう。

その様子を見ていたドラえもんは、ポケットから「タマシイム・マシン」を取り出す。この道具を使用し、のび太の魂を過去に送り込むことで、昔の思い出の世界で楽しませてあげることにした。


赤ん坊の頃に戻ったのび太は大喜びするが、過去のママの足音に気付いて赤ん坊のふりをする。しかし赤ん坊用のミルクが生ぬるく、「冷たいコーラの方が良いんだけど」と口にした為、ママは仰天。その様子を見たのび太も「コーラはまずかった」と思う。

ママから事情を聞いたパパおばあちゃんも、のび太が本当に喋れるようになったことに感激する。


赤ん坊ののび太は誰からも叱られることはなく、優しくされることを喜ぶ。その後、ママの子守唄を聴いている途中でマシンのタイマーが切れ、元の時代に戻る。

現代に帰還したのび太の目に映ったのは、動かなくなった自分を見て泣きながら心配しているママの姿だった。

のび太が目を覚ましたことに喜び涙を流すママだったが、その反動から寝込んでしまう。そんなママの為に、今度はのび太が子守唄を歌い、その様子を見たドラえもんは優しく微笑むのだった。


STAND BY ME ドラえもん 2

この記述には『STAND BY ME ドラえもん 2』前半のネタバレが含まれます















ドラえもんとのび太が「タイムマシン」に乗り込んで未来へ行った際、マシンをある人物が無断で使用してしまう。「タイムベルト」等のひみつ道具も現代へ置いて来てしまった為、ドラえもん達は現代へ帰ることが出来なくなってしまった。


そこでドラえもんはこの道具を使用して、過去に存在するタイムマシンをこの時代まで持って来ることを提案する。早速マシンをのび太に装着し、憑依する時間を未来へ向かう前=タイムマシンが手元に存在する時間ののび太に設定する。

過去の(未来へ向かう前の)自分に憑依したのび太はタイムマシンに乗り込み、未来に取り残されたドラえもんと自分の身体を救出することに成功した。


その後はドラえもんが手動で憑依解除を行い、のび太の魂を元の身体へ戻す。しかし事情を知らない過去ののび太が目を覚ました為、ドラえもんは「ワスレンボー」を使用して彼の記憶消去を行い、そのまま元の時間へ送り返した。


関連タグ

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タイムマシン(ドラえもん)

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 憑依 幽体離脱

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