概要
ノワール伯爵の側近であり、最高幹部。眼鏡をかけた秘書のような出で立ちをしている女性。
名前の由来は、ロシア人の女性名である「アナスタシア」のもじりか。
前作のキノシコワを思わせる姿、性格をしている。一人称は「ワタクシ」で、誰に対しても敬語で話す。
得意技は催眠術。彼女の「チョーサイミンジュツ」にかけられると、伯爵に絶対の忠誠を誓うようになる。
この催眠術の力には他の部下達も逆らえず、彼女が最高幹部である所以でもあるらしい。だが、戦闘用の能力ではないためか、彼女と直接対決する機会が無いのでそれが全ての能力かはよく分かっていない。
同僚のマネーラからは「ナっちゃん」と呼ばれている。
同僚のドドンタスがマリオ達にやられて帰ってくるたびに、反省文を1000枚書かせたり、自作の歌「伯爵さまおうえん歌」を彼に延々と歌わせるといったドSな一面もある。
活躍
劇中ではピーチ姫に無理矢理誓いの言葉を言わせ、クッパの部下を沢山洗脳した。
ノコノコのサングラスは洗脳された証である。また、部下にはよく「ビバ! 伯爵!」と言わせている。
ウラハザマタウンのドリンクバーの話によると、「昔、ワナに掛かっていたコウモリが、行方不明の恋人を探す旅をしていたある男に助けられ、その男に惚れたコウモリは以降人間の姿となり、その日の夜、野宿をしていたその男と契約を交わし、部下になった」という話を聞ける。
ナスタシア自身も「(伯爵に)以前命を救っていただいた」と本編中で言っていることから、そのコウモリというのが彼女(つまり恋人を探していた男はノワール伯爵)であると推測できる。
クッパの部下たちを次々に洗脳していく姿から、最初は冷酷なイメージを与えるが、それは伯爵に叶わぬ恋をしている所以である。伯爵の為ならば命を捨てても惜しくないという。
本来は他者を思いやり、争いのない平和な世界を願う優しい性格である。
ノワール伯爵戦後、ボロボロの伯爵をかばってとある人物の攻撃を受け、気を失ってしまう。
エンディング後はウラハザマタウンで、伯爵がいなくなってしまったことを誰よりも悲しんでいるものの、少しずつ前を見て生きて行こうと決意している。
ドドンタスから惚れられているのは気付いていない様子。
余談だが彼女の眼鏡無しの姿はゲーム終盤で少しだけ確認することができる。
検索上における注意
上記のゆえに単に「ナスタシア」と検索すると、「アナスタシア(シンデレラガールズ)」や「那須原アナスタシア」などスーパーマリオに関係のないタグが引っかかってしまうので、検索の際は完全一致か「マリオ」のキーワードと複数検索すると良い。