概要
ラプチャーの上位種・ヘレティックの中でもクイーン直属の先鋒を務める。
通常はニケの姿をしているが、ニヒリスター(火竜)の名の通り、戦闘時には双頭の火竜形態になる。双頭の口から放たれるブレスはマグマと同じ温度を持ち、分厚い防護壁ですら容易く溶解させるほど。
一定以上のダメージを与えると、パーツの一部をパージして空中からの攻撃を行うようになる。
チャプター20で戦う事となるが、このゲームの難所の一つでもある。覚悟してかかろう。
性格は至って好戦的であり、片っ端からニケの部隊を殲滅しており、時には生きるか死ぬかの駆け引きを提案する事がある。
突進馬鹿と思いきや、わざとやられてアークに回収され、確保されていた別のヘレティックを復活させると言う頭脳プレイを行う事もあり、意外と侮れない。
一方で俺様系のため、他者との協調は苦手、というか本人も意識していない。
そのせいか、反感を持たれていても気付かない事もある。
また、同じヘレティックのリバーレリオに対しては気に食わない態度を隠さない。
なんならクイーンへの忠誠すら怪しい程で、反目を企んでいるほど。
クイーンからエデンの捜索・殲滅の命を受けて捜索している最中、部下の一体であるトーカティブが指揮官と接触した時に、指揮官が「特別な存在」である事を聞いて興味を持ち、さらに指揮官を発見してからは指揮官を調べるために幾度も接触・交戦する事となる。
最終的にはドロシーと切り札を切ったラピによる猛攻によってアークから追い出され、ダメージを負ってなお不遜な態度を崩さない事に腹を立てたインディビリアとトーカティブによって捕食される。
その後、命からがら逃げ延びたところをラピを探索するカウンターズに発見され、ドロシーの指示でエデンに回収されることとなる。
解放キャラクターでもあり、条件を満たせば地上探索の名目で彼女との交渉するエピソードを遂行でき、その気があればメインストーリーにて彼女と再戦する前に加入させることも可能(ストーリーに影響無し)。デレでも依存でもなく、一時共闘のライバルのような関係になる。
解放にはリアルカインドネスの中から最低1名を加入させた上で、メインチャプター20を終わらせる必要がある。そうすると「探索」が解放されるので最後まで進めると加入する。
解放にはやや時間はかかるが、1日120ポイントなら45日。ポイントを厳選して1日150ポイントなら36日で獲得可能。
ただし、スペアボディはユニオンに所属した上で定期的に開催されるユニオンレイドで手に入るチップが20,000枚必要と結構重いので、強化には根気が必要。
また、好感度を40まで上げると特殊称号「ニヒリスターの人間」が手に入る。
面談の時も細心の注意を払って面談を行う事になるが、基本的には気分屋で、イライラしてたと思ったら次の瞬間には気分が良くなっている事もある。食事などはせず、興味も薄いが肉の焼き加減はウェルダンにする。また、指揮官の見た目自体は褒めている。
(ただし、能力が上がるほどじゃないだろ、と突っ込んでもいる。)
ヘレティックのため、元になったニケがいると思わしいが、詳細は不明である。
キャラ名は他のヘレティックと同様に「主義」が由来で、ニヒリズム(虚無主義)から採られている。
容姿
猛々しい赤い髪に、ぎらついた赤い目をしており、容姿から好戦的な性格が滲み出ている。
上半身は黒い薄手の素地で覆っており、露出度は高くない。
(顔面、肩の一部、鼠径部くらい。)
股間の部分には、赤い前垂れを着用している。
両腕、両足は黒く機械的な物となっており、顎の下あたりも機械的物で覆われている。
背部からは尻尾に見えるパーツと、チューブで繋がれた竜の頭を模した武器「古い世界の終末」が伸びている。なお、左手側の竜の頭には大きい十字傷がつけられている。
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 火力型 |
コード | 灼熱 |
武器 | スナイパーライフル |
バースト段階 | Ⅱ |
パラメータ
HP | 583,734(Lv.200) |
---|---|
攻撃 | 25,554(Lv.200) |
防御 | 3,552(Lv.200) |
通常攻撃
種類 | スナイパーライフル |
---|---|
リロード時間 | 2.00秒 |
装弾数 | 6発 |
操作タイプ | チャージ型 |
その他 | ■対象に「攻撃力の69.04%ダメージ」/チャージ時間:1秒/フルチャージダメージ:250%のダメージ/「コアダメージ200%」 |
保有スキル
種類 | 名称 | 区分 | 効果 |
---|---|---|---|
1 | バーニングショット | パッシブ | ■フルチャージして攻撃した時、自分に「貫通特化」「1発間維持」「貫通範囲50%拡張」「1発間維持」■通常攻撃時、2機以上同時に命中した場合、対象に「攻撃力の50.33%の追加ダメージ」 |
2 | メギドフレイム | アクティブ:クールタイム10秒 | ■攻撃範囲内の敵に「攻撃力の112.64%のダメージ」 |
バースト | バーンアポカリプス | アクティブ:クールタイム20秒 | ■攻撃範囲内の敵に「攻撃力の158.59%のダメージ」「火傷:攻撃力の13.19%の持続ダメージ」「1秒間隔」「10秒間維持」■自分に「最大装弾数6発」「15秒間維持」〡 |
※効果量はいずれもLv.10時のもの
スキル1の効果により常時貫通状態であり、貫通の効果が高い敵には非常に高い火力を発揮できる。
チャージ速度も速く、追加ダメージも入るため馬鹿に出来ないダメージを叩き出すことも。
また、フルチャージ状態であれば攻撃が範囲になるため、雑魚散らしも得意な部類になる。
バーストの火力自体は高くないが、次回リロード時に最大6発装弾が増える効果があるため、リロードが減る事もあり、火力の向上につながる。
一方で、貫通の効果があまり無いボスにはダメージがあまり伸び無いので使用する場所は選ぶ。
効果的な運用には手動操作が必要なので、操作に慣れておきたい。
2024年9月現在では、数少ないバーストⅡのピルグリムで誰でも入手可能という点が利点。
ピルグリムタワーに該当のバーストがいない場合や、戦力が足りない場合は選択肢に入る。
全体的な性能評価としては、並程度だが局所的にはトップクラスのダメージを叩き出せるキャラでもあるので、火力が足りない場合は編成に入れると良いかもしれない。
余談
- 2024年11月現在までに登場しているプレイアブルキャラの中で、明確にラプチャー側であるにもかかわらず使用出来る唯一のキャラ。他のヘレティックは『ニケとしての自意識』を取り戻したり、『ラプチャーとの関係』が白紙になった間に指揮官との関係を築きなおしたりと人類側に戻る過程が存在している。
- アークに反目するニケや、人間に対して不信感を抱いたり、危害を企むニケはいるが、ラプチャーの味方をしている訳ではないため、ここは大きな違いである。
- メインシナリオを進めていくと、彼女の状況を示したあるイラストが表示されるのだが、特殊な性癖に目覚めた指揮官もいるようだ。
- 二周年記念に登場したあるキャラが前身のニケだったのでは、と言われていた。根拠としては機械部分の一部のパーツに共通点があったため。ただし、パーツ以外の共通点は無い上に、性格や思考も根本的に異なるため、単に一部が似ていただけの模様。
- 戦闘時のBGMがカッコ良いと好評。特に第二形態の『Burn it All』は曲調が一気に変わり、HR/HM風となり、デスヴォイスが響く迫力のある曲で非常に人気がある。
- 一方で、この曲をゲーム中で取得する場合『ハードモードでチャプター20』まで進まないと獲得できない。このステージを攻略するにはパーティー構成にもよるが戦力60万程が必要となる。第一形態のBGM『Inferno of Nihilist』はノーマルで獲得可能だが、ニヒリスター戦が出来る位置まで進める必要があり、最初に到達する時点での戦力位だと、やはり難所となる部分である。
- タイトルはそれぞれ、前哨戦は『ニヒリスターの地獄』後半戦は『全てを焼き尽くせ』と言った意味である。インフェルノは地獄の他に、業火と言う意味もあるので非常に良くあったタイトルと言える。
- 一方で、この曲をゲーム中で取得する場合『ハードモードでチャプター20』まで進まないと獲得できない。このステージを攻略するにはパーティー構成にもよるが戦力60万程が必要となる。第一形態のBGM『Inferno of Nihilist』はノーマルで獲得可能だが、ニヒリスター戦が出来る位置まで進める必要があり、最初に到達する時点での戦力位だと、やはり難所となる部分である。
- 敵として出てきた時は、かなりの難所で苦戦する事は必至でもある。倒せない場合は、一時ストーリーを進める手を止めて戦力の拡充や育成に勤しむのも手。また、かなり運が絡むが『ドロシー』を手に入れる事ができた場合は、弱点属性の水冷であることに加え、優秀なダメージ源として活躍出来るので投入すると意外とあっさり倒せることもある。
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キャラ紹介 - ニヒリスター(Nihilister)