概要
1930年頃、ドイツでは地上戦闘用にロケットを使用する研究を始めた。
しかし、ヴェルサイユ条約下で兵器の保有が制限されたため、「煙幕発射機」との名前でロケット兵器を開発していた。
1941年にナチスドイツ軍はネーベルヴェルファーを完成させた。
口径150mmの円筒形ロケット発射装置を6門同心円状に設置し、足回りには3.7cm Pak36/37対戦車砲と同じものを使用し、非常にインパクトだったが、命中精度が低く、異常に発射音が大きく、発射煙及び光は非常に目立つという欠点もあった。
主に東部戦線に配備され各地で十分な威力を発揮した。