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概要編集

北極海バレンツ海とカラ海に分つ、尻尾のような形をした細長いロシア連邦領。マトチキン海峡という細長い海峡で北島と南島に分かれている。


ノヴァヤ・ゼムリャは「新しい大地」という意味である。メルカトル図法世界地図で見ると投影法の関係で引き延ばされ大きな陸地に見えるが、実際の面積は南北両島合わせても北海道よりも小さい。


地理編集

全域が北極圏の厳しい自然環境であり、北島の北半分が氷雪気候、北島南部と南島がツンドラシロクマアザラシなどの野生動物の宝庫である。


ユーラシアをアジアとヨーロッパに分つウラル山脈が北極海に没した位置にあり、地質的にもウラル山脈の延長とみなせる。山がちな地形の島であり、平地は少ない。海岸線フィヨルドが発達している。


居住者と産業編集

居住者の大半が軍事関係と建設関係だが、ほかに漁業やアザラシ猟などで生計を立てる先住民、亜鉛などを産する鉱業も存在する。現在の人口は3000人弱ほどで、少数のよく整備された町に集中して居住している(孤立してたら死ぬので)。極寒の気候だけでなくシロクマが住宅地を襲撃することも度々問題となっており、かなりの試される土地である。


ノバヤゼムリャは核実験場として有名であり、島内の何か所かに設定された実験区域内ではおびただしい数の核実験が行われてきた。史上最大エネルギーの核爆弾であるツァーリ・ボンバの爆発実験が行われたのもこの地である。1990年を最後に核爆発を伴う実験は行われていないが、臨界前核実験など核研究の拠点として今も利用され続けている。このため旅行者の立ち入りを制限している地域も多い。

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