「幾度も我が国に攻め込んでくれた礼…今こそさせてもらおう!」
「やはりソンブル様のお力は底知れぬ…私のしたことは、正しかったのだ…」
概要
CV:長嶝高士
イルシオン王国の国王で、“賢王”として知られる人物。一人称は「私」。
9章のカットシーンで初登場。賢者の様な見た目に反してキレッキレの体術で戦っており、剣を持ったモリオン王と互角に渡り合っていた。
作中で登場する指輪「草原の公女の指輪」をお気に入りとしており、私室に置いてあると言われている。
元々は「賢王」の二つ名にふさわしく聡明で穏やかな人物だったらしいが、やや気弱なところがあったとも言われる。
また「草原の公女の指輪」を大のお気に入りとしていた他、オルテンシアの母以外にも何人もの側室を囲っていたという描写があり、好色家の一面を覗かせている。
名前の由来は「ヒヤシンス」から。
ヒーローズ
現時点で実装はされていないが、アイビーとオルテンシアの登場したイベントの「雪解けの叡智」で語られる。
アイビー曰く「紋章士リンを大切にしていた」、「異界にいる花嫁姿のリンや祭り衣装のリンを見たらどれだけ驚くのか」という程にリンを大切に想っていたことが明らかに。
ヒーローズの世界にやってきたアイビーとオルテンシアは後述の事情で自分が亡くなった時間軸から来ており、アイビーは「たとえ異界の父親であれど、邪竜に魅入られ、孤独に亡くなる前に心を救う為に共にいてあげたい(要約)」と言う一方、オルテンシアは「救えなかったことを謝罪して、以降は二度と話さない。だって異界の父親と仲良くしていたら、自分達の世界のお父様が可哀想になるから(要約)」と言う。
考えこそ違えど、ハイアシンスは娘たちから父親として十分に愛されていたことが諜える。
敵ユニットとして
10章で対峙する。兵種は「マスターモンク」。
デスタン大教会の祭壇に布陣しており、祭壇のある部屋に入るとリンのエンゲージ技「流星群」を放ってくる。部屋の全範囲が射程範囲なので、まずは硬い重装兵を囮にすると良い。
その次のターンにはエンゲージスキルの分身を放ってくる。
こちらはハイアシンスから攻撃した時、チェインアタックが最大4回飛んでくる。
幸い、分身の体力は「1」。
セリカの重唱やシグルドのオーバードライブ、ロイの獅子紅蓮焔舞、DLCならチキのブレス攻撃、セネリオのディザスター、カミラの暗夜爆砕陣などの範囲攻撃で纏めて消し飛ばすと良い。
こちらは分身が全滅すると何度でも使ってくる。分身を消し飛ばしたら総攻撃を仕掛けよう。
関連タグ
この先、ネタバレ注意。
10章勝利後、邪竜ソンブルに捕食されてしまう。
この先、さらなるネタバレあり。
「久しいな…我が子よ。そして、神竜…」
17章にて、ヴェイルの力で異形兵として蘇生。この時は賢王の指輪(リーフ)を装備している。
デスタン大教会から指輪二つと時水晶を奪ったアイビーへの意趣返しとして蘇生された。
ゾンビの様であったモリオン王とは違って、生きて戻ってきたかの様に感じられる。
というのもヴェイルの方がソンブルよりも精巧な異形兵を作れるからである。
本来なら意思もそのまま残っていたが、戦闘の邪魔になるという理由でヴェイルによってその部分に細工を施された。
ただ、僅かながら正常な意思もある様で、オルテンシアに「聡明なイルシオン王に恥じることはしない」と言われた時には一瞬だけ動揺している。
撃破後、今までの過ちに気付き
「…邪竜に魅入られた者の…末路だな…もっと早くに…気が付けば…。すまぬな…アイビー、オルテンシア…私はお前たちを…愛していた…。後は…頼む…どうか…イルシオン…を…」
と言い遺し、娘達にイルシオンの未来を託して消滅。賢王の指輪は神竜軍に奪還された。
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オゾット・・・ファイアーエムブレム無双の敵国グストン王国の王。邪竜を復活させるために敵国の王を拉致したのと、裏切られて邪竜復活の生贄にされてしまう点が共通している。しかしオゾットを裏切るのは邪竜自身ではなく、実の息子である。