※以下、ONE氏原作におけるネタバレ注意
概要
怪人協会に所属する怪人の一体。災害レベルは"竜"。
言葉は一切話さず、終始『ブモオォ』と鳴く。
おあずけが嫌いで、狙った相手は嚙み砕かないと気が済まない。
外見
丸っこい肉の塊に、短い手足が付いただけのような、奇妙な外見をしている。
顔と思しき部分には目・鼻・耳などが一切なく、ただ巨大な口だけが覗いている。見たところ犬歯は生えておらず、臼歯のみが綺麗に生え揃っている。
大きさについてははっきりとは分からないものの、人間としては規格外の大きさを誇る豚神を丸吞みにしており、通常の人間よりもはるかに巨大であると考えられる。
能力
その見た目通り、巨大な口と頑強な歯が武器。
前述したように、これまで数多の怪人を丸吞みにしてきた豚神を丸吞みにするという、とんでもないことをやってのけた。その後腹の中で彼の抵抗を受けたため、一旦吐き出しはしたものの、激しい戦闘の中で彼を負傷させており、噛みつきも相当に強力な模様。生き埋めになった際は土石を即消化しながら食べ進んで地上に出ており、豚神をもってして「僕なんてまだまだ小食」言わしめた。
また、生命力、再生能力もかなりのもの。
活躍(ONE版)
怪人協会に侵入してきた豚神と交戦。背後からいきなり出現し、彼を丸吞みにしてしまった。抵抗を受け吐き出したものの、その後の激しい戦闘で彼を苦しめる。タツマキがアジトを掘り起こした際も難なく生存。改良を重ね参戦したジェノスの腕を噛み千切り、あっさり破壊してしまった。
最期は本気を出したバングの攻撃を受け、上顎から上を吹っ飛ばされて死亡。ブサイク大総統と同じく、S級3位の実力の前に為す術なく敗れ去った。
活躍(村田版)
ONE版と同じく豚神と交戦し、強靭な噛力で終始圧倒する。
途中タツマキの張ったバリアで豚神を飲み損ねてしまうも、結局バリアを嚙み砕き、再度交戦。
地上に出た後はタンクトップマスターを嚙み潰そうと執拗に襲い掛かるが、飲み込んだ所をバングに体を貫かれ取り出されてしまう。傷口にジェノスの焼却砲を喰らい内部を焼かれるも、異常な生命力でジェノスに襲い掛かった。
そこへ、バングがいなしたブサイク大総統の攻撃が直撃。おあずけをくらいすぎて怒り狂い口に向かって倒れてきたブサイク大総統を丸飲みにした。
しかし、飲み込んだブサイク大総統により内部から身体を引き裂かれ絶命。
その結果、ハグキの消化液を纏ったG(ゲロ)ブサイク大総統が爆誕してしまう。
余談
ONE氏の作品「魔界のオッサン」にて、彼と同種族と思われるタベルちゃんというキャラクターが存在している。因みに美少女らしい。