概要
全長は最大で3メートル程。中には7メートルに達したという記録もあるが真偽不明。
泥中や、浮遊している小動物を吸い込んで捕食する。
揚子江などに生息していたが、環境汚染や密漁などによって徐々に個体数を減らし、2020年の段階では絶滅した可能性が高いとする論文が提出された。
2022年7月22日、国際自然保護連合がレッドリストを更新し、絶滅したと発表した。
この結果もあり、中国政府は大規模な長江の生態系の保護に乗り出し、長江における10年間の禁漁と数十万人規模の職業支援という超大規模な政策を開始した。今までもその様な気運は長らくあり、スナメリやヨウスコウワニなどは保護されてきたが、様々な業界との軋轢や漁師の生活費などの財源の工面などの支障によって難しかった。
関連タグ
ベルーガ:こちらも世界最大の淡水魚の可能性があるチョウザメの仲間。また、スナメリと姿が似ているシロイルカの別名でもある。