概要
本種のみでパプアオオトカゲ亜属を構成し、分布域や生態からマングローブオオトカゲ亜属と近縁とされることが多いが近縁性は不明で、むしろコモドドラゴン等に近縁という意見もある。
4メートルに達する全長が最長のトカゲとして紹介されることが多いが、一応確認されている公式の最大記録では2.4メートルほど(この記録が最大サイズとすると、コモドドラゴンの方が大きい)。
長い尾が特徴で、そのため数値よりやや小柄に見える。
長い尾やすらりとした体型から分かる通り樹上性で、木の表面をしっかり掴むために爪は大きく発達。
しかし、全く降りないわけではなく、地表を歩き回って餌を獲るほか河川を泳いで移動することもある。
食性は肉食で、鳥類や小型の哺乳類のほか、カブトムシやヤスデも捕食する。
長く力強い尾や強い爪などの樹上生活に適した体のつくりは人間に対して脅威と成り得るため、特定危険動物(特定動物)に指定されており、2020年6月1日より愛玩目的での新規飼育は禁止された。