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概要

偽りの聖杯戦争における真バーサーカーのマスターであり、かつてナタリア・カミンスキーの標的となり、衛宮切嗣がナタリアごと旅客機を撃墜するきっかけとなった魔術師、オッド・ボルザークの孫娘。


祖父の研究成果を受け継いだ両親が時計塔の魔術師達に殺され、何もかもを奪われたことで親の復讐、延いては魔術世界の崩壊を目的としてフランチェスカとの取引に応じ、聖杯戦争に参加する。


人物

15歳にも満たない少女であり、纏う雰囲気も年相応のものだが、内面には世の中すべてに対する諦観と憎しみを宿している。

ボルザーク家がいずれ滅ぼされることを予期していたためか、一部とはいえ魔術刻印をその身に受け継がされた上で逃がされ、一命をとりとめたという経歴を持つ。


押しに弱い性格であり、突然現れた存在に流されるままにバズディロット・コーデリオンの魔術工房へ突入させられてしまうなど気弱な面が目立つが、殺意を向けるバズディロットに対し感情を切り替えることで即座に冷静になるなど、魔術世界を憎みながら魔術師としての才を持ち合わせている。


聖杯に求める願いは魔術世界の崩壊。具体的には、魔術世界が意図的に行っていた隠蔽をすべて無効化することで一般世界に神秘の存在を露呈させ、神秘性を薄れさせる、あるいは魔術という概念そのものが消滅することを悲願としている。


能力

一流の黒魔術(ウィッチクラフト)の使い手であり、魔術師としての腕はかなり高い部類に属する。


彼女の黒魔術は常に自分の血肉のみを生贄として捧げるのが特徴であり、さらに呪殺を一切行わない代わりとして『呪詛返し』を最も得意とする。

それは自分のサーヴァントを召喚する際の魔法陣も例外ではなくすべて自分の血で描いており、出血多量で命を落とさないように予め用意した輸血パックや、造血を促す治癒魔術で対処している。


一方で彼女は魔術師としては優秀な部類でこそあるものの、直接的な戦闘には全く向いていないとされる。

使い魔を使役することで100人程度の暴漢を追い払うことこそできるものの、突然背後からナイフなどで刺された場合などは魔術刻印の回復機能を考慮しても、傷の位置によっては死を覚悟せざるを得ない。


使役する使い魔たちは『魔蜂使い』の異名を持つ祖父と同じく蜂の形をしており、針からは強力な睡眠効果のある毒液を分泌する。

作中ではスクラディオ・ファミリーの魔術師達に対し数匹を正面から突撃させることで囮とし、残りが背後から首筋に針を突き立てることで昏倒させていた。


その他、魔術師の例にもれず彼女も自分の体を防御結界で覆っているが、かなり高位の防御魔術も突破するように細工されたバズディロットの銃弾はその勢いを殺すに留まり、肩の肉の一部を抉り取られてしまっている。


関連人物

真バーサーカー

召喚したサーヴァント。呼び出して早々に暴走し、ハルリに重傷を負わせた。


フィリア

アインツベルンのホムンクルス・・・に憑依した何か。バーサーカーによって負った重傷を治癒し、自身の目的とも合致するからという理由でハルリが勝てるように協力している。


オッド・ボルザーク

魔蜂使い』の異名を持つ魔術師であり、ハルリの祖父。限定的ながらも死徒化に成功し、使い魔の蜂の毒針を介して配下の屍食鬼を増やす存在だった。

Fakeの作中では主に『人の身を捨てた祖父』としてその存在が言及されている。


両親

父、母のどちらも魔術師であり、『人の身を捨てた祖父』から受け継いだ研究成果を奪う為だけに無理やり異端扱いされ、時計塔の魔術師に殺された。

魔術師としての再興ではなく親の復讐を願うことが、ハルリが魔術師らしくないと称される所以である。


後見人

ボルザーク家の知人である幼い少女の外見をした魔術師。時計塔の所属ではあるが、権力闘争を嫌って距離を置いており、カラスを携えている。

ハルリよりも遥かに格上の魔術師であり、彼女からは『先生』と呼ばれている。外見にそぐわぬ雰囲気と老獪さを感じさせる言葉遣いをしているが、これは実年齢が80を超えているからとも、知識ごと魔術回路を子に伝達したからだともされるが、正確な所は秘匿されている。


師弟関係ではないことや魔術的な制約があるわけでもなく、これ以上の深入りは己の道と交わらないと判断したためフランチェスカに荷担することを止めなかったが、魔術世界の崩壊を目論むハルリに、壊そうとするものが大きいほど自分が真っ先に壊れていくこと、『最初から壊れている』者を前にした時、己が壊れる覚悟など何の意味も持たないことなどの警告を残した。


また、かつて魔眼蒐集列車でのオークションに参加し、ロード・エルメロイⅡ世境界記録帯を見かけたと発言している。

アニメ版ロード・エルメロイⅡ世の事件簿ではカラスを腕に乗せた少女が一瞬だけ登場しており、それがハルリの後見人ではないかと思われる。


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