私 まだ 生きてる
お願いよ 食べるなら丸呑みにして
あいつらに 知られる前に
概要
漫画『BEASTARS』のロリータ系ビッチヒロイン。ネザーランドドワーフ種のウサギ。
高等部3年生の園芸部。諸事情からイロイロと噂されている。
レゴシの想い人。ルイの情人。
プロフィール
人物
白うさぎはロリータな園芸部(18)
「珍しいわ園芸部に来客なんて」
「弱いもの同士ってね…助け合って生きていかなくちゃいけないの」
学校中の草食獣の間で噂の女子学生。色々と取り繕いが必要なこの世界で自分に嘘をつかずに生きる小動物。子供のような誠実さと、年季の入った女性のような達観を合わせ持つ。
見た目は真っ白で小さくかわいい系。黒目で大人しそうな顔と評される。
園芸部に所属しており、たった1人で花の世話をしている。4年前まで先輩が2人いたが卒業、以来だれも入部していない。行事やイベントでは花を提供しており、やりがいを持って励んでいる。
あの子割とやるもんなのよ
「大丈夫よ」
「多少手荒でも私…ちゃんと楽しむわ…」
しかし、実際は色んな草食獣の男子生徒と肉体関係を持っているビッチ先輩。植物の世話のあとはあまり気分が乗らないらしいが、誘われれば基本断らない様子。寝相はちょっと悪い。
学校中の噂になった原因は、カノジョ持ちのオスうさぎから誘われたのを断らなかったため。
元々色んな草食獣と関係を持っていたが、上記のカノジョ(ハーレクイン種のミズチ)が根やら葉やらを装飾した上で積極的に噂を広めた為、生徒の間ではかなり積極的な肉食系ビッチ扱いをされている。
噂を広められるだけでなくゴミを階段の上からかけられたり足を引っ掛けて転ばされたりと直接的に手をあげられることもある。
かなりキレられている為、噂との齟齬も事情をも知ってる学友からすらカノジョから睨まれたくないと遠巻きにされていた。
実は、演劇部で同級生のルイとも関係を持っているが、他の男友達とは違った特別な想いを抱いている。しかし、ルイの方はハルを大事に想いながらも学生時のお遊びと割り切っている。(また、隕石祭の準備中、2人の一線を超えた男女の雰囲気から、レゴシに関係を勘付かれてしまう。)
経歴
ごく一般的なウサギ家庭の生まれだが、自分の種族が周りから弱者として同情の目線を買うのを10歳頃からコンプレックスとして抱えていた。そんな中、中学3年で大型ウサギと初めて付き合うに当たり、自分と他の動物とが対等になれるひとときを発見した。その時から彼女はそのひとときを離さないでいる。
高等部1年の春、名家の御曹司であり当時から学内でも有名であったルイが、「自身のツノの生え替わりを誰にも見られたくない」と、園芸部の庭園にまで入り込んでいるのを見つけてしまう。当時あまり事情通でなかったハルは、気丈に振る舞うルイに、頭の手当てという条件で10日間園芸部の部室をゴリ押しで貸し出すこととする。徐々に打ち解けあっていく中で、ルイの心にある「プライドの裏返しである劣等感」「常に周りから完璧を求められる苦しさ」に触れ、それ以来関係を持つこととなる。今も時たま連絡をとっては相手をしている。
高等部3年の新学期が始まってまだ間もない頃、上記のカノジョからのイジメに会う。そこでびしょ濡れになった制服が乾くのをトイレで夜まで待っていたために、校舎から寮への帰り道で肉食獣の何者かから襲われてしまう。
惨めな現状を思ってか、か弱い草食獣としての諦観からか、食べるならいっそ残さず食べて欲しいと願うが、左腕の怪我とともに何とか逃げだすことができた。
それから少ししたある日、演劇部のレゴシが部活で使う装飾用にと花をもらいに来た。そこで花と引き換えに自分の細腕だと大変な部活の作業を手伝ってもらう。お礼に食事でもとレゴシに言うとなにやら言い澱むので、噂を聞いて来たのだと思い、性的に迫ってみるが逃げられてしまった。
それ以来ちょくちょく絡んでくるオオカミの彼と友達として付き合っていくことにした。