概要
私設武装組織・ソレスタルビーイングにて宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。
SEEDから引き続き手足が存在するが足の展開方法が初代と異なり、後ろへカバーがずれて開口部からシューズ状の足が出てくる。
元々は木星探査船「エウロパ」においてスカイ・エクリプスの製作した物。整備によってかなり長い時間の稼働が可能らしく、当時製作されたオリジナル個体(オレンジ)が継続して使用されている他、木星圏から地球圏へ太陽炉を輸送した個体をソレスタルビーイングのメンバーがコピー・量産して活用している。
ハロ同士の関係性について
登場するハロは皆兄弟機として認識されており、例えばオレンジハロは他のカラーのハロから「オニイサマ」、「オニイチャン」、「アニサン」などと呼ばれる。
声優は小笠原亜里沙(オレンジ、ソーマ・ピーリスとの兼役)、高山みなみ(赤、カティ・マネキンとの兼役)、佐藤有世(青、クリスティナ・シエラとの兼役)、入野自由(HARO、沙慈・クロスロードとの兼役)。
ソレスタルビーイング所属としてはロックオン・ストラトス(初代ニール・ディランディ、2代目ライル・ディランディ)の相棒として登場するオレンジカラーのハロの出番が一番多い。
セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在として活躍したが、劇場版でダブルオーライザーと共に失われた。
劇場版では新たに青ハロも登場し、オレンジハロと共にガンダムサバーニャのサポートを行った。
その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。
プトレマイオスチームと別行動をとっているトリニティの、ネーナ・トリニティの相方である、パープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は80年前に発見された個体そのものであり、最初期に作られたためオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。
ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を失っていた為に同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイターに用済みと見なされた際にリボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、スローネドライが撃墜された際には宇宙へ放り出されて漂っていた。
00外伝でのハロ
ソレスタルビーイングのサポート組織『フェレシュテ』(『神の手』を意。またペルシャ語だと、『天使』の意)でも同様の役目を持つ。
『機動戦士ガンダム00P』の個体が続投。