データ
タイプ | 生存型 |
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プレイヤーの数 | 不明 |
衣装 | 魔女 |
期間 | 一晩(夜に開始し、夜明けまで) |
ルール説明 | なし |
主なプレイヤー
ゲーム内容(ネタバレ注意)
テーマはハロウィン。舞台は真夜中の迷路になっているカボチャ畑で、夜明けまで生き残ればゲームクリアとなる。
プレイヤーにはお菓子入りのバスケットが支給される。飴玉やクッキーなど種類は様々だが、いずれも滅茶苦茶辛く、プレイヤーが食べるためのものではない。
カボチャ畑の中ではハロウィンらしい仮装をした子供たち(いずれも背は低いが顔を隠している。和服のやつもいるらしい)が徘徊しており、プレイヤーを見つけると甲高い声で「トリック、オア、トリート」とお菓子をねだってくる。プレイヤーが子供1人につき1つずつお菓子を渡せば、それを躊躇いなく口にしてヒーヒー言いながら逃げていくだけだが、3回トリックオアトリートとねだられてもお菓子を渡さなければ「トリック」と宣言し、手にしている武器でプレイヤーを殺害する。
包み紙から飛び出してしまったお菓子や形が崩れたお菓子は受け取ってもらえない。また、一度トリックを宣告されるとそれ以降はお菓子を渡しても構わず殺しにくる。
子供たちは肉体改造が施されているらしく、プレイヤーが反撃するのはかなり難しい。具体的な手段は不明だがプレイヤーの位置を把握しているため、隠れ続けるだけというわけにはいかない。
お菓子は最初に支給された分だけで、カボチャ畑の中に隠されていたりはしないらしい。そのため数が足りなくなったら他のプレイヤーからお菓子をもらうか、奪うしかない。
一方で作中では全体のお菓子はプレイヤー全員が生き残るための十分な数があるが、子供たちにお菓子を渡さなければ殺されること以外のルールがはっきりしていないため、明示されていなくとも自然とお菓子の奪い合いが発生するよう仕向けられているのではないかと推測されている。
朝を迎えると、カボチャに仕掛けられたマイクから鳥の鳴き声が流れてゲームは終了する。子供たちからトリックを宣告されていた場合でも、その時点で見逃してもらえる。
結果
生存者
- 幽鬼(右目の視力が悪化)
- 玉藻
- 尸狼
死亡者
- 灰音(子供のトリックにより死亡)
- 紫苑(子供のトリックにより死亡)
余談
本編中ではまったく人間味を見せない「子供たち」だが、実は運営の職員であり、同巻の電子書籍特典SSにて彼らの裏方的苦労話が描かれている。
運営によってゲームのために生み出され、年少の子供の体型でバケモノじみた膂力とタフネスを誇る身体改造を施されてるなど非人道の極みのような存在だが、そうした存在には珍しいことに個々人の自由意志はふつうにあるらしく、例えるなら遊園地のショーの楽屋のような、所帯じみた雰囲気で会話している。