概要
『武装錬金』に登場する錬金戦団戦士長・坂口照星の持つ全身甲冑の武装錬金。
身長57m・重量550tという武装錬金の中でも最大に近いサイズであり、内部で照星が操作するモビルスーツ。むしろ戦隊ロボか。でかい外見に似合わず動きは機敏で、背部の「ガン・ザック」と呼ばれるスラスターで超スピードでの突撃や短距離飛行が可能。その破壊力は武装錬金を含めた現存しうる全ての兵器を上回る(公式ガイドブック『武装錬金∞』より)。どんだけだよ。
最大の特性は、内部に載っている人物の武装錬金をバスターバロンのサイズに合わせて具現化するという能力であり、その分破壊力も格段に上がる。勿論複数の武装錬金を同時並行して展開することも可能。もしジェノサイドサーカスの人が乗ってたらどうなってたんだろうか。
作中ではヴィクター・パワードとの戦闘に際し、照星に加え火渡赤馬、円山円、戦部厳至、根来忍、犬飼倫太郎ら再殺部隊、さらに早坂秋水が搭乗し怒涛の波状攻撃を仕掛けるに至ったが、擬態を脱ぎ捨てたヴィクターのフェイタルアトラクションで破壊されてしまった(しかし核鉄は無事だったので復活)。
最終回では火渡のブレイブオブグローリーを使ったロケット、そして毒島華花のエアリアル・オペレーターを使った酸素ボンベを使用し武藤カズキを迎えに月まで向かった。
由来
モチーフは勿論、和月伸宏の前作『GUN・BLAZE・WEST』に登場した甲冑男爵。
もちろん鎧に錬金術だからってだからってこれとは関係ない。