概要
ジュウレンジャーが使用する合体技の一つ。5人が櫓を組み(※)、手にしたレンジャースティックを逆星型に組み合わせた後、各先端部の間に集めたエネルギーをスパークさせて強力な衝撃波を放つ。
TVシリーズにおける登場回数がわずか2回と少ない上に、ドーラナイトに対して使用した際には、あろうことか初披露にもかかわらず敵に跳ね返されるという、なかなかに扱いの悪い技でもある。
・・・かと思えば、後年制作された映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』ではまさかの登場を果たし、ネオグリフォーザーに大ダメージを与えるという意外な活躍ぶりも見せている。
同作では、競演したキョウリュウジャーとアバレンジャーがそれぞれ合体必殺武器で敵を撃破していたことから、ジュウレンジャーもハウリングキャノンを持ち出すものだと予想していたファンも多かったようで、これもまた意外性に拍車をかけたと言えよう。(ハウリングキャノンもその後キョウリュウジャーとアバレンジャーの武器も合わせたアルティメットハウリングキャノンとして登場した)
前述の通り使用回数は少ないとはいえ、妙に視聴者の記憶に残っているのは恐らくオープニング映像でも同様に櫓を組んでいるカットが存在するためかも知れない。
(※ その際、ティラノレンジャー・マンモスレンジャー・トリケラレンジャーが土台役となり、彼らの肩の上にタイガーレンジャー・プテラレンジャーが乗っかる形となる)