🌹あらすじ
タウンズヴィルで暴れる悪者達の猛攻撃に苦戦するガールズ。そんな時、赤い薔薇の花と共に現れたのは、小さなとんがり帽子を被った妖精のノーム。
ノームは「スーパーパワーを差し出せば街を平和にする」と呼び掛け、ガールズは街の平和のためにその提案に賛成する。
そしてノームは魔法の力で悪者達を消し去り、ガールズからスーパーパワーを奪ったその後はタウンズヴィルの人々を洗脳し、街を支配して自分のユートピアを築き、ガールズは“普通の女の子”としての生活を満喫するが…。
🌹余談
本エピソードは全編ミュージカル調のロックオペラになっているが、アメリカCNでは諸事情から未放送であり、この回以降から通算放送回がアメリカでは一つずつずれている。
また、日本での放送時に日本語吹き替え版が製作されていない(字幕版のみ放送)、唯一のエピソードでもある。
作中ガールズのスーパーパワーと引き換えに魔法の力で悪者達を消し去り、最終的にユートニウム博士の激励でスーパーパワーを取り戻したガールズに倒されたノームだが、ガールズ最大の宿敵であるモジョ・ジョジョやモジョをはじめとする他の悪者達にも一目置かれるほどの強敵であるカレを消し去る上でガールズからスーパーパワーを奪い、タウンズヴィルを支配したため、ある意味モジョやカレをも超える、シリーズ屈指の強敵だったといえる。
蛇足になるが、ハンナ・バーベラ製作作品繋がりである『トムとジェリー』にも、タイトルに『バラ色の人生』が使われた話が存在している(原題は『Puss N' Toots』であり、1942年5月30日に公開された)。