概要
第23話から登場する、サンバルカンの新たな基地。資料によっては「ニューバルカンベース」と呼称される場合もある。
とある岬先端の地下に、非常時を想定して嵐山長官が極秘裏に建造を進めていたものであり、それまでの太陽戦隊基地がブラックマグマの攻勢で破壊された後、間髪を容れずにこちらへとサンバルカン本部の機能が移された。前基地に残されていたジャガーバルカンも、その際に地下ルートを通ってバルカンベースへと移動している。
基地内プール、それにスナックサファリと繋がるマシンシューター等、各種設備は前基地のそれを概ね踏襲しているが、敵の潜入により内部から前基地を破壊された反省を踏まえ、バルカンベース内部には侵入してくる敵を誘導・撃退する仕掛けが忍ばせてある。
また基地の構造物自体も、前基地に比べてより大掛かりなドーム状の物となっており、全長150mのジャガーバルカンが小さく見えるほどである。そのドームはジャガーバルカンが発進する際に岬の岩場が左右に割れて地中より迫り出し、上部のレーダーを後方に倒すことで発進ポイントが姿を現す(※)。
このバルカンベース、そして2代目バルイーグルとして新たに着任した飛羽高之の登場により、サンバルカンも新体制へと移行することとなる。
(※ 放送当時発売された玩具では作中描写とは異なり、ドーム下部に設けられたカタパルトよりジャガーバルカンが発進する構造となっている)