もしかして
概要
中国の酒。北京標準語では「白酒」と書き、地方によって白乾児、辣酒、乾酒とも書く。白は透明を意味する単語であり、広く蒸留酒全般を指す事もある。
名探偵コナンの作中においては「白乾児」の表記で登場。江戸川コナンと灰原哀が元に戻る重要なアイテム。
工藤新一と宮野志保になる際には、このパイカルが調合された薬を服用する。
元々、パイカルが元に戻る作用を働かせるのに気が付いたのは、『外交官殺人事件』で西の高校生探偵・服部平次が風邪気味のコナンに手土産として持ってきた酒を飲ませたことが切っ掛けである。この行為が結果的に工藤新一の最初の復活となった。ただし直接飲んでも効き目は1回限りで、コナンも灰原も風邪を引いた後に飲んだのが最初で最後であった。コナンにいたっては、無理やり酒を一気飲みして酔っぱらってしまい、その翌日に二日酔いとなった。
現在、灰原はこのパイカルの成分を参考に、解毒剤の試作品を開発しており、短い時間なら、元の姿に戻れるようになっている。ただしあくまでも試作品でどんな副作用があるかも分からない上、黒ずくめの組織に生存がバレる恐れがあるため、二人とも滅多なことでは使用しない……はずだがコナンはロンドンに遊びに行くため、高校の修学旅行に参加するためだけに服用した。修学旅行に行った結果、ラムがバーボンに新一の情報を要求する事態を招いている。