概要
1991年にPCエンジン専用ソフトの『マジカルチェイス』でゲーム業界に参入し同年3本のソフトを発売するも、直後に倒産。翌年ブランド名を引き継いだ株式会社S.M.Sから2本のソフトが発売された(パッケージの裏面には株式会社S.M.Sの名も併載されている)。
但し、パルソフト自体はデベロッパーではなく主にパブリッシャーとして参入していた模様。
発売したゲーム
- マジカルチェイス(1991年11月15日、PCエンジン) -開発は『オウガ』シリーズ等で知られるクエスト。
- ダブルドラゴンⅡ(1991年12月20日、メガドライブ) -1988年にテクノスジャパンが発売したアーケード作品の移植版。移植にはクエストが絡んでいる。
- アンデッドライン(1991年12月20日、メガドライブ) -T&EソフトがMSXで発売した作品の移植。
- 熱血高校ドッジボール部 サッカー編MD(1992年8月7日、メガドライブ) -1990年にテクノスジャパンがファミリーコンピュータで発売した作品の移植版。当初はパルソフトが発売元となる予定だったが、前述の通り株式会社S.M.Sから発売された。
- ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦(1992年9月25日、スーパーファミコン) -パック・イン・ビデオが販売に携わっていた。
その他のパルソフト
愛媛県松山市に本社を置く株式会社パルソフトウェアサービス(業務アプリケーション開発等)、静岡県藤枝市に本社を置くパルソフトビジネスサポート(コンピュータソフトウェアの企画・開発等)の2社が存在する(両社ともこのパルソフトとは無関係)。
関連タグ
コンバットライブス -1992年に発売されたスーパーファミコンの移植版は当初パルソフトが発売する予定だった(当時のゲーム雑誌の広告にはパルソフトの名前が記載されていた。同作はその後アーケード版を手掛けたテクノスジャパンより発売)。