概要
正式名称は「実況パワフルプロ野球15」。
六道聖などのいわゆる第三世代をメインに据えた作品。
その他のメインキャラは一切登場せず、当時のファンから議論を呼んだ。
時系列は『13』の後だが、例によって第三世代がプロ入りしないパラレルの話である。
パワプロ2009
本作の決定版に近い内容であり、基本的な中身は変わらない。
当時の広島の新球場となるマツダスタジアムは今作が初収録(パスワード入力から解禁可能)であり、旧球場となる広島市民球場が収録された最後のパワプロでもある。また、ペナントモードは複数球団プレイが今作を最後に廃止されている。
サクセスは初期では栄冠ナインとドリームJAPANの2つだが、白球ドリームはコマンド入力(上上下下左右左右L1R1L2R2セレクトスタートセレクトスタート)で出現。
サクセス
(株)パワフル
あまり目立った特徴はない一般的な会社。神楽坂グループがライバルチームとなる。
バイトの代わりとなる仕事コマンドがあり、野球と仕事を両立させながらプロ入りを目指す。
どちらかをサボると監督兼社長の玉野球太郎の評価が落ち、スタメンに影響してしまう。
システムだけ見ると難しく感じるが実際はそこまで厳しいサクセスではない。
仕事は月に最低1回だけこなせば基本的に評価は落ちないため後は練習に集中しておけば良い。
神楽坂グループ
実力主義の会社。六道聖が登場。マネージャーは日和ミヨ。昇進のためにテストを定期的に行う。
本サクセスのみ仕事コマンドがなく成績の結果によって一級~三級と変化する。
この階級によって練習内容の向上、試合のスタメン、自動的に支払われる給料に影響するシステム。
なおプレイヤーからは、本作では一番難易度が高く上級者向けのサクセスと言われている。
特に厳しい点としては通常のパワプロでは1度のみ行う昇進テストを2度もする必要がある所。
当然ながら両方クリアしないと階級は上がらない。更にこれが1年に3回ある。
また給料が他サクセスに比べかなり低い、やる気の下がるイベントが全体的に多いのも厳しい点。
今作のシナリオでは、六道聖は13の後にプロ入りできず野球から離れている設定。
そのため前作の14とは繋がりがない事が分かる。展開によっては選手として復帰することになる。
鳳フェニックス
登場人物
※矢部明雄は3つのサクセスで共通して登場する。