CV:佐藤利奈
概要
『モンスターハンターライズ』の登場キャラクターの一人。
カムラの里に住む竜人族の女性で、双子の妹ミノトと共に受付嬢を務める。
一人専用クエストの受付を担当する。
人物像
妹とは対照的でつねに笑顔を絶やさずおっとりとした優しい性格。里の子供たちと仲良く食事しているときもあり、里の人たちからも慕われている模様。
妹のミノトの感情をなんとなく感じ取れると話しており、ミノトが困っている時は彼女のもとへ向かうよう主人公にアドバイスしたりする。
村の名物であるうさ団子が大好物でチュートリアルの買い物イベントではハンターでも狩猟前に3本食べれば事足りるうさ団子を50本も購入していた。
しかも、1日にうさ団子50本に加えて3食しっかりと食べているほどの健啖家であり、実際妹のミノトから食事のメニューを管理されるほど。なお、ヒノエとフゲンが少し本気を出して食事をした結果、カムラの里は食料が一切なくなったという恐ろしい話があったりもする。
本人も食べ過ぎとは自覚しているがやめるつもりはないとのこと。
なお、サンブレイクではある事情で思い悩んだ際にうさ団子を食べる量が増えており、どうやら悩むと食事量が増えてしまう模様(逆にミノトは心配事があると食事が喉を通らなくなる)。…それはそれとしてエルガドに遊びに来た際はいつもの倍くらいうさ団子を食べてたらしいが。
他にもうさ団子が好きすぎてうさ団子がないとこの身は滅びてしまうとか言い出したり、カムラの里の外の世界に全く興味がなかったのはうさ団子が食べられなくなるからだったり、うさ団子を美味しく食べるための食前の運動としてライゼクスを狩りに行ったりとうさ団子に起因するエピソードも数多い。
作中に於ける活躍
ストーリーでは
カムラの里で育った主人公とは既知の仲であり、主人公の昼寝中に近よりおどろかせようとしたりする。かわいい。
序盤はチュートリアルにていろいろと世話を焼いてくれる。
以降は百竜夜行でのサポートや一人専用クエストの管理などが多くなるが、里の脅威である百竜夜行の謎を解き明かしていくなかで物語上の重要人物となっていく。
とある存在と、感情を感じ取る「共鳴」を起こし、その正体を判明させた(なお、その前兆とも言えるヌシ・アオアシラ率いる百竜夜行が発生した際にも、何やら不穏な気配がすることを薄々察していたようであった)。
サンブレイクではエルガドが舞台になる関係で表立って物語に関わらないが、主人公と離れ離れになってその存在の大きさに改めて気付き、「主人公のいないカムラの里の生活に慣れる事ができない」と漏らし「エルガドの仕事が終わったら2人で買い物に行きましょう」と誘ったり、盟勇クエストでは有り得たかもしれない「主人公とミノトと3人でハンターとして生きる人生」に思いを馳せたりと、むしろ主人公に対するヒロイン的な言動は増えている(ミノトは主人公がいなくて寂しいという発言はすれど例によってヒノエ最優先であり、フィオレーネはサンブレイクのヒロインではあるが主人公への好意を口にし出すのはED後という事情もある)。
一方で後半ではエルガドに訪れた際にエルガドを襲う脅威の存在を察知して主人公に警告を促したりもしている。
百龍夜行では
使用武器は弓。百竜夜行の際には、カムラノ鉄弓を携えてミノトとともに出陣し主人公をサポートする。自身の周囲に矢の雨を降らせモンスターたちを攻撃する。近くには攻撃できないが、妹のミノトの衝撃波によるノックバックによりモンスターが吹っ飛ばされる位置がちょうどヒノエの矢の雨攻撃の射程であり、双子らしい息のあった連携攻撃を披露してくれる。
矢の雨には麻痺効果がついており、全ての設備の中で唯一(属性やられではない)状態異常攻撃を行える里守でもある。その様は、状況次第では戦況をひっくり返すほど。
かつてはハンターを目指していた時期もあり、その気になればすぐに上位ハンターになれるほどの腕らしい。チェスト百竜夜行!
盟勇 ヒノエ(Sunbreak)
DLC「サンブレイク」では、盟勇クエストにてなんとヒノエを狩場に連れ出すことが出来る。
厳密にはヒノエはハンターではないのだが「ハンターが同伴なら里守も訓練の一環として狩場に出られる」という制度があるらしく、猛き炎と同伴する。どうやらその気になれば上位どころかマスターランクに行けたようだ。
弓・ライトボウガン・狩猟笛が使用可能。デフォルトはやはり百龍夜行でも使用した弓である。
しかし百龍夜行での得意技だった麻痺矢の雨はここでは使わない。というか、そもそも攻撃をあまり行わない。
しかしヒノエの真価はサポート。HPが減ると体力を大きく回復する生命の大粉塵をガンガン使うため、ヒーラーポジションの盟友となっている。
…その結果、得意武器の弓よりも狩猟笛との相性が良いのはご愛敬。
むしろ、狩猟笛を持たせたヒノエはサポート役として盟勇最強の一角扱いされたりもしている。
相方のミノトも盟友として狩場に連れ出すことが出来るため、姉妹と猛き炎で狩りに行くこともできる。ヒノエを守るために古龍の群れだろうと蹴散らす気満々のミノトには「古龍の群れが出てきたら…逃げましょうね?」と若干引き気味だが、本当に古龍の群れと戦う羽目になる(盟勇クエストで本当にそういうクエストがある)とは知る由もないのであった…
また、クエスト終了時は手を振りながら猛き炎に駆けよる専用の演出となっている。
盟友は猛き炎のモーションに反応を返してくれるが、ヒノエのそれは大変好意的で愛嬌たっぷり。
投げキッスをすればヒノエも投げキッスを返してくれる上に「ミノトには内緒ですよ♡」と蠱惑的なセリフも乗せてくれる。にゃんにゃんポーズをして見せると「にゃんにゃんにゃ〜ん!うふふ♡」と言いながらやって見せてくれる。集会所でお馴染みのモンハンダンスを見せると幼子をあやすように拍手しながら褒めてくれる。
ライズから魅力あるキャラとして話題になり、サンブレイクでは万能なサポート特化の経緯から盟勇クエストでの採用率は1位。
関連イラスト
関連タグ
モンスターハンター モンスターハンターライズ ミノト 竜人族(モンスターハンター) 受付嬢
受付嬢(MHW)…前作の受付嬢で食いしん坊繋がり。
フィオレーネ…サンブレイクのヒロイン。ヒノエとは「妹がいる」「古龍の影響で体調を崩すが、猛き炎の活躍で救われる」「猛き炎に好意を寄せる言動をしている」等、共通点が結構ある。……が、盟勇クエストではこの2人は専用会話が一切ない(というよりフィオレーネはカムラの里側の人物とはロンディーネ以外は専用会話がない)ため、猛き炎を巡って修羅場になっているのではと疑う声もあるとか…
以下サンブレイクストーリー終了後ネタバレ注意
猛き炎と癒しの太陽
上記した通り、主人公がエルガドに旅立ってからは寂しさを募らせたり、ハンターとして主人公と共に在る人生を考えたりと、遠い存在になっていく主人公に対して内心思い悩む所もあったようだが、最終的にはたとえ主人公がカムラの里を離れようと、どんな功績をあげようとカムラの里で過ごした自分達の思い出は変わることはないと結論を出す。
そして、ヒノエにとって主人公とはどんな存在だったのか、カムラの里へ帰郷した主人公に告げる。
ヒノエにとって、主人公は救国の英雄である以前に、そして里の英雄である以前に、古龍との共鳴に苦しむ彼女を救うために戦った、彼女だけの……
だから、あなた様は、ずっとずっとヒノエの英雄さんです。
おかえりなさい、ヒノエの英雄さん。
そして、同時にカムラの里に留まるにはあまりにハンターとして高名になってしまった主人公が何処に行ったとしても、自分も主人公の元へ赴くと告げるのであった。