概要
ビルバオはアクションゲーム『アーマード・コア3』の登場人物。地下世界の緑化運動をしている風変わりな女性レイヴン。
乗機はパルスライフル、プラズマキャノン、レーザーブレードといった光学系武装を装備したフロート型 ACの「グリーンウィッチ」。
ピクシブ上には人物のイラストがいくつかあるが、公式には容姿に関する設定は存在しない。
人物像
レイヴンとしての依頼報酬やアリーナの賞金を地下世界「レイヤード」の緑化運動に提供している変わった人物。何故か光学兵器は環境に優しいという信念の元、機体は光学兵器で固められている(実弾兵器は環境に悪いと思っていて絶対に使わない)。
優し気で落ち着いた声をしていて、セリフ内容もシリーズは珍しく女性らしい語り口。丁寧に賞賛や気遣いをしてくれる。とは言えやはり彼女もレイヴンなのでレイヴン(プレイヤー)が戦果を上げると「撃破確認、こちらも続きます」と容赦なく敵を殺しにかかる。
バックブレイカー「同業者か…。だが、コレも依頼だ。悪く思うなよ。 」
紹介欄では、光学兵器のエネルギー消耗が大きくてエネルギー切れを起こしやすいとされているが、そこまで消耗するほど激しく攻撃してくれない。また、強化人間でもないのに肩にキャノン砲を積んでいるため、どうしても固定砲台になってしまい弱点をさらけ出す場面もある。
ストーリー
ストーリーではミッション「クレスト施設制圧」選択僚機に登場。パルスライフルでちまちま射撃してくれるが、任務の都合上レイヴン(プレイヤー)は敵機を無視してレーダー施設破壊にどんどん侵攻していくため置いていかれることが多い。
連戦ミッションでのAC2機との戦いにも参加し、パルスライフルでそれなりにまあ一応援護射撃してくれる。正直言って戦闘では囮ぐらいにしかならない。彼女の大事な役目はその優しい声でダメージを受けたレイヴン(プレイヤー)を気遣ってくれたり、戦果を上げれば賞賛して最後に「作戦完了です」と言うことなのさ。
アリーナではEランク12位の補填ランカーとして登場。
EXアリーナでは自身の信念とは真っ向から敵対する実弾武装てんこ盛りで周囲にバラ撒く「チェーンインパクト」と組んでいる。何があった?
搭乗機:グリーンウィッチ
機体を擬人化したイラストだが大体はこんな感じのパーツ構成。
主武装は小型の弓にも見える特殊な形状のパルスライフル、背部にはレーダーとプラズマキャノンを搭載。
機体は全体が丸みがかかった緑色のフロート型AC。エンブレムは浮かぶ大木に乗った魔女。
エネルギーの消耗がどうとか以前の話で、機動力が持ち味のフロート型脚部なのに真人間でキャノンを装備しているため機体アセンブルに大きな問題がある。
まず遠距離ではプラズマキャノンを構えて連続して撃ち込み、敵が中距離までくれば接近しながらパルスライフルを連射していくのが彼女の戦法。たまに超至近距離でも突然キャノンを構えて撃つことがある、人間のプレイヤーならまずやらない動作なため驚かされることがある。
対戦する場合、パルスライフルさえ気をつければなんてことなく倒せる。プラズマキャノンを撃とうとする時は、構え動作が必要なためひじょーに隙が長いので攻撃のチャンスである。
構える隙が大きいとはいえ強力なプラズマキャノンを持っているので、EXアリーナで組めばDランクランカーぐらいならなんとか単独で倒せるぐらいの強さはある。
余談
- 「ビルバオ」とはスペインの地名であり、語源は古い言葉で「水」に関連した意味を持つ。川や入り江、美しい+浅瀬、堆積+霧の可能性があるとされる。自然を愛する彼女にお誂え向きな名前とも言えるだろう。
- 「グリーンウィッチ」とは直訳で「緑の魔女」を意味する(主にハーブや薬草といった植物を使った治療する魔女、薬草師という意味でもある)。
- グリーンウィッチの機体コンセプトは、『AC2 AA』に登場したブリュメールのAC「インディゴ・ガゼル」のそれに似ている。