ピポサル戦記
ぴぽさるせんき
サルゲッチュシリーズの一つで本作はシリーズ初のRPGとしての外伝作品となっている。
元々はプロローグ、水の章、砂の章、炎の章とバージョン別に発売される予定だったが後にバージョンを一つに統合して発売された。
本作は主にピポサルがメインになっており、敵キャラはゴーレムとピポトロンのみとなっている。
自由に歩き回れず、ルート選択式になっている。
青ルートと赤ルートが存在し、後者はターン数(距離)が短い代わりにエンカウントやイベントが発生しやすく、敵も強くミニゲームも高難度になる。
ルート上はいつでもポーズでき、セーブも可能。
ゲートで章間を移動する。章は4つある。
街ではアイテムの売買、鍛冶(武器・装備強化)、クエスト受注、倉庫(アイテム預け/引き出し)を行うことができる。街に入ると体力(ガッツ)が全回復する。
鍛冶屋では武器や装備を2つ合成することで強化を行う。使うにはチケットが必要。合成結果はランダムで、運勢に左右されやすい。合成を行うと+マークが表示される。
ガッツが尽きると最後に行った街に戻されるようになっている(ただし、あるアイテムを使えばその場で復活できる)。
マップ上の所々にアイテムの売買をしているサルがおり、話しかければピポダッチとなり戦闘に参加してくれるようになる(後述)。
宝箱の鍵を持っていれば、マップ上にある宝箱を開けることが出来る。宝箱からは武器や装備がランダムで出てくる。
スペクターの貯金箱を用いることでダンジョンを解禁できる。
ダンジョンは自由に歩き回れるが、入るたびに地形が変わる。うろついている敵に触れれば戦闘になり、進めているうちに突然ミニゲームが始まったりする。
脱出はいつでもできる。奥深くに進むほど高難度になり、手に入るアイテムや武器・装備も良い物になる。
プレイヤーが必ず先制となり、攻撃方法は3種類で、通常攻撃、必殺技、ピポダッチ召喚。他にアイテムや逃げるコマンドもある。
中でもピポダッチは非常に強力でチップを払うことで強力な攻撃を行うことが出来る。後半になればチップもかなり貯まりやすい為、たくさん呼ぶのも難しくない。ただそのせいで通常攻撃と必殺技の存在意義がかなり薄くなってしまっている。
マップ移動中は様々なことが起こったりする。強制もしくは任意のミニゲーム(サルゲーイベント)や、軽い会話イベントなど。
ミニゲームの結果や選択によって、プレイヤーに良いことから悪いことまで様々なことが起こる。ミニゲーム成功で悪いこと、失敗で良いことは流石に起こらないが。