ファイトソング
ふぁいとそんぐ
1.NHK連続テレビ小説『ひよっこ』やドラマ『姉ちゃんの恋人』などを手がけた岡田惠和のオリジナル作品として2022年1月11日から3月15日までTBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。清原果耶の民放連続ドラマ初主演作。本項ではこちらを解説。
2.嵐の楽曲。
3.Eveの楽曲であり、アニメ『チェンソーマン』12話のEDテーマ。→ファイトソング(Eve)
幼い頃に母を亡くし、児童養護施設「あさひ学園」で育った木皿花枝は、空手の一流選手となり、日本代表を目指す。ところが交通事故に遭い、夢を絶たれる。さらに、事故後の検査で両耳に聴神経腫瘍が見つかり、手術で取り除かなければ命にかかわるが、耳が聞こえなくなる可能性が高いと医者に宣告される。
失意の中で花枝は、芦田春樹というミュージシャンと出会う。花枝は、亡き母との思い出の曲「スタートライン」を心の支えにしている。春樹は「スタートライン」の作者だった。春樹は、「スタートライン」がヒットして以降は鳴かず飛ばずの一発屋で、所属事務所から、2か月以内にいい曲が作れなければ契約を打ち切ると言われていた。
春樹は、『いい曲を書くには、恋の経験が必要ではないか』とマネージャーに言われる。花枝の手術も2か月後。そこで、春樹の曲作りのため、また、花枝にとっては、耳が聞こえなくなるまでの思い出作りのため、2人は、2か月間の「期間限定の恋」を始める。初めは、まるで練習のような形だけの恋だったのが、やがて2人は互いを本気で意識して好意を持つようになる。
- 木皿花枝(演:清原果耶)
主人公。児童養護施設「あさひ学園」で育ち、空手の日本代表を目指していたが、交通事故で選手の夢を絶たれ、スポーツ推薦で進学した大学も中退し、無気力な日々を送っている。
交通事故の際の検査で、聴神経腫瘍を患っており、耳が聴こえなくなる可能性があることを医師から告げられている。
その後、ひょんなことから春樹と出会い「耳が聞こえなくなるまでの思い出作り」のために2人で「期間限定の恋」と称して交流するようになる。
- 芦田春樹(演:間宮祥太朗)
ミュージシャン。PARKSではボーカルを務めていた。花枝が試合前に必ず聴いていた勝負曲「スタートライン」の作者だが、これ以降ヒット作を生み出せていない。マネージャーの伊達からはあと2ヶ月で結果を出さなければ契約を打ち切ると宣告される。
恋愛経験が皆無で恋愛偏差値0であったため、『スランプに陥ってるのは人を好きになったことがないから』『いい曲を書くには、恋の経験が必要ではないか』とマネージャーに指摘されてしまう。そのため、曲作りで再起を図るために花枝と「期間限定の恋」と称して交流するようになる。
花枝の幼馴染。ハウスクリーニング店「サンシャイン・クリーニング」を営む。一見チャラ男にしか見えないが、明るく優しい性格。花枝を一途に想い続けている。
その他
- 伊達弓子(演:栗山千明)
春樹が所属する事務所「ファーストプライズ☆エンターテインメント」のマネージャー。春樹の才能をいち早く見出したものの、スランプに陥ってる春樹を見て彼の弱点を指摘し、発破をかけた。
- 迫智也(演:戸次重幸)
花枝たちが育った「あさひ学園」の近くにある理髪店「BARBER SACCO」の店長。花枝たちが幼い頃から知っており、「あさひ学園」にもよく出入りしている。
- 磯部直美(演:稲森いずみ)
「あさひ学園」の施設長。花枝たちをいつも優しく見守っている。
夢破れた花枝を見かねて、彼女を「サンシャイン・クリーニング」のアルバイトとして働かせるなど子供たちが成長してもなお彼らが困った時には支援している。
- 烏丸薫(演:東啓介)
春樹と一緒にバンド「PARKS」を組んでいたかつての音楽仲間。
料理が得意でよく春樹や弓子にも作るが、その対価としてきちんと金は徴収する。後に春樹のマネージャーに転身。
- 萩原凛(演:藤原さくら)
花枝や慎吾と同じく「あさひ学園」で育った幼馴染。「BARBER SACCO」で働いている。慎吾に想いを寄せるが、慎吾が花枝を一途に想い続けていることも知っている。
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*ファイトソングの芦田さんと花枝ちゃんのお話。 *8話での二人の別れから二年後、最後は芦田さんと花枝ちゃんが結ばれるハッピーエンドを想像したもの。 花枝ちゃんの手術後の後遺症を含め、今まで以上に妄想過多のお話となっているのでご注意下さい。 ***** ドラマ8話の感想は……複雑な心境になってしまったのが正直な気持ちです。個人的には芦田さんの気持ちがよく分かる回でした。相手のことを大好きだけど、出会ってから数ヵ月しか経ってないのに、彼女が秘密にしていることを無理矢理聞き出すようなことはできないと私も思ってしまいます。でも秘密を抱える彼女ごと大好きで、別れたくはないという気持ちを相手には伝えた…という芦田さんは、最善の行動をとったのではないかなと。それをもう一歩踏み込んできて欲しいという人もいるとは思うのですが、今まで誰の前でも泣かず歩いてきた花枝ちゃんはそういうタイプには見えず…。花枝ちゃんの意思を尊重する人だったからこそ、花枝ちゃんは芦田さんの期間限定の恋愛を承知してくれたのではないのかなとも勝手に思っています。 二年後のファイトソングの登場人物たちが、どんな結末を手にするのか、来週も楽しみに待ちたいと思います。9,360文字pixiv小説作品- ファイトソング♪恋のスタートライン
ジンジャーエール
■ファイトソング 二次小説になります。 ■口調、設定 だいぶ勝手に想像で書いています。 ■ドラマのイメージを壊したくない方は閲覧しないことをおすすめ致します。 ■春樹×花枝のカップリングになります。 ■何でも許せる人向け。 ■貴方の声はチョコよりも甘い のちょい芦田さん視点です。 ■途中で無理だってなったらすぐに見るのをやめてブロックかミュートしてください。 春花が好きな方お付き合い頂けたら幸いです。 2022/02/15 ジンジャーエール5,532文字pixiv小説作品 - ファイトソング二次まとめ
バトン (ハンオシ&ファイトソングのネタバレ有)
※ハンオシとファイトソング、両ドラマのネタバレを含みますのでお気を付け下さい。 n番煎じかな~と思いつつも書いてしまった「ハンオシ」から「ファイトソング」への引継ぎストーリーです。 (他モネの二次SS同様、小説ではなく副音声風のただのト書きです。) また、2ページ目に少しだけ菅モネも書きましたので、二人だけを読みたい方はそちらだけでも是非。 シリーズに「モネ」や「ファイトソング」の他SSをまとめていますので、そちらも合わせてお読み頂けると嬉しいです。(それぞれ繋がりはありませんので単体でお楽しみ頂けます。)3,535文字pixiv小説作品 その扉をノックするから
*ファイトソングの芦田さんと花枝ちゃんのお話。 *最終回、きっと二人は結ばれてくれるはずと信じて、その先のことを妄想したお話です。 *予告の芦田さんの「花枝はかたくな」の発言に背を押されるように、慌ただしく書いてしまった作品ですが、楽しんで頂けると嬉しいです。 *最終回を見たい、でもまだあのドラマの登場人物たちとお別れしたくないという、相反する気持ちが押し寄せています。芦田さんの「花枝はかたくな」の発言、個人的にはドキドキしました。そうやって誰も花枝ちゃんに言えなかった言葉を、芦田さんが伝えることで、彼女の扉をノックして欲しいと思います。最終回を見ながら、芦田さん頑張れー!とエールを送っていると思います。2,497文字pixiv小説作品その先もきっと甘い
*ファイトソングの芦田さんと花枝ちゃんのお話。 *最終回のあと、甘い日々を過ごす二人のお話です。 *芦田さんに雑誌の取材が入る事になり、薫の発案の元、取材に合わせて髪型や服装を整え始めた芦田さんにどきどきした花枝ちゃんは…というストーリーです。 *最終回の終えて少し時間が経った今の気持ちの呟きも、ここに置いておきます笑。 ***** 最終回、何度見てもやっぱりいいなぁ、素敵だなぁという感想しか浮かびません。泣けてしまうシーンは慣れる事はなく、やはりほろりとしてしまいますし、きゅんとする二人のシーンは何回も繰り返しても甘い。 皆の前で芦田さんが花枝ちゃんに気持ちを告白するシーンは、ここまでまっすぐに想いを伝えられる人だったら、花枝ちゃんをこれから任せても大丈夫だという心強さを感じてきました。芦田さん、さらっと出来てますが、ぶれる事なく一途に想うって実はすごく難しい事なんですよね。花枝ちゃんの事情を二年間も知らなかったのに、二年前と少しも変わらず好きの気持ちを抱えてて、しかも再会後花枝ちゃんに選んでもらえなかったとしても、待つと言葉にする。そこには気持ちの押し付けも、相手への見返りもなく、ただあるのは「あなたが好きです」という気持ちだけ。シンプルだけど揺らがない気持ちだからこそ、花枝ちゃんの心の扉をノック出来たのだなぁと思っています。 花枝ちゃんも芦田さんとの恋によって、花開くように可愛らしさが顔を出しているの、かわいいですよね。どんどん可愛くなっていく彼女を間近で見て、芦田さんは常に胸がいっぱいだと思っています。花枝ちゃんの耳が聞こえないからこそ、これから二人は丁寧に、お互いの気持ちを伝え合う日々を過ごしていくのだろうなと思って止みません。誰かに気持ちを伝えるツールは、思いやりの中を探していけばこんなにもたくさんの方法があるのだと、二人を見ていると気づく思いです。 ドラマの円盤、予約しました笑。手元に届く夏を楽しみに、これからを過ごしていこうと思ってます。6,895文字pixiv小説作品Christmas Song
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