概要
物語後半から投入された、ファイブマンの新たな共通装備。スーパー戦隊シリーズとしては初となる強化フォーム(強化プロテクター)でもある。
その名の通り、スーパー結晶のFX合金を素材とした強化プロテクターであり、両肩に装備される「ショルダーガード」、両脛を覆う「パワーレガース」、両前腕を包む「アームシールド」の、3種1対のパーツで構成される。
開発は星川学を中心に行われ、当初の試作型テクターは全身をくまなく覆う黒いプロテクターとして作られたが、耐久性が不十分であった上に重くて動けなくなるという欠点を抱えるものであった。さらに新装備に対する学と健のスタンスのぶつかり合いや、学の戦闘中の負傷などで一時は完成が危ぶまれるも、試作型テクターの分析から結晶の純度をより高める事で、懸案であった小型化・軽量化に成功、アーサーG6の手によって完成に漕ぎ着けた。
ファイブテクターの装着により、パンチ力は3倍、キック力は5倍にまで強化され、防御力も大幅に向上。シュバリエとの戦闘では、バロックシュートによる攻撃をも弾き返し、これを驚愕させてもいる。さらに光球化しての体当たり技「必殺ファイブテクター」はその名の通り、ファイブマンの新たな必殺技として数々の合身銀河闘士やゾーンの幹部をも撃破する実績を残している。
初投入となった第37話では、ファイブブルーがこれを装着した上でスーパーファイブロボのジェットナックル発射口に入り込み、自らが弾丸となって射出されるという文字通りの「人間大砲」を披露。これにより銀河一硬い装甲を持ち、スーパーファイブロボですら歯が立たなかったサザエマジロギンを撃破し、その性能を遺憾なく証明してみせた。
関連タグ
バトルテクター:『科学戦隊ダイナマン』に登場する装備の一つ。肩・腕・足に装着される強化プロテクターである点や、装着者の名字など複数の共通項が見られる一方、メンバー共通の強化装備であるファイブテクターに対し、こちらは特定のメンバーの固有装備であるという相違点も有している
ファイブテクター→アームドティラノレンジャー