概要
ティタノサウルス類の中でも大型の種が含まれるロンコサウリアを代表する恐竜で、属名は先住民の言葉で「大酋長」を意味する言葉に由来する。
発見された化石は骨格の約7割が揃っており、ドレッドノータスと並び大型のティタノサウルス類では最良の完全度を誇る。これらを基に推測すると、全長24~30m・体重30~50tの達したとされ、史上最大の恐竜の一つに名を連ねている。
化石が産出したポルテスエロ累層からは、メガラプトルやウネンラギアなどが見つかってされているが、その巨体から敵はいなかったとみられる。
復元骨格は、カナダのロイヤル・オンタリオ博物館に展示されている。