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「男なら戦場で死んで見せろ!」

演:ピーター・レイモンド・パウエル

吹替:飯塚昭三

概要編集

ウルトラマンG』の登場人物。オーストラリア軍事組織「アーミー(陸軍)」の将軍を務める、髯を生やした厳めしい中年男性。

武力による地球防衛を主張しており、ウルトラマングレートに依存することなく時には自らの命を投げうってでもエイリアンや怪獣から地球を守ろうとする確固たる意志の持ち主。

しかしその戦術は非常に脳筋かつ力任せであり、部下の人命を無視した作戦すらいとわない過激派。いかなる時も力押しの作戦を強行しようとするため、劇中で成功した作戦はなく、結局はウルトラマンに救われる事になる。

行動編集

第6話にて初登場し、ゴーデスが地球で復活を遂げようとしている時にUMAオーストラリア支部を手下のアイクや数名の軍人を引き連れて訪問。一向に手を打てない様にしびれを切らし、UMA隊員を徹底的にこき下ろす発言をしたことでグラント隊長の怒りを買った。


その後はチャールズ隊員を引き入れ基地を占拠すると、ジャック・シンドーの進言を無視してゴーデス細胞に感染したジーン・エコーを抹殺しようとしたうえに、ゴーデス細胞が結集している火山帯へ戦闘機による爆撃を敢行させ、それが通用しないと知ると核攻撃すら行おうとした(補足しておくと、この時は地表の温度が急上昇しており、核を使おうものならオーストラリア大陸が一握りの灰になる危険性があった。おまけに爆撃はかえってゴーデスの孵化を手助けする結果に終わり、戦闘機隊は無意味な犠牲を強いられてしまった。また、ブリューワーが用意していた爆弾の威力は500ギガトン(人類史上最大の水爆ツァーリ・ボンバ1万発分)という凄まじい代物であり、自分自身を含む多くの人命とオーストラリア大陸もろともゴーデスを消し去るつもりだった事が窺える)。


しかし、グラント隊長が「どこかの支部が一部の国家、軍人に占拠された場合は自動的に基地の発電システムが破壊され装備の使用ができなくなる。復旧には12人の支部長の命令が必要」というUMA憲章に従って基地を武装解除。引き入れたと思っていたチャールズや、彼の目論見を知ったアイクたちに離反されてしまう。最終的に復活したゴーデスはウルトラマングレートに倒された為、核攻撃は実行される事なく終わった。


第13話にて再登場し、今回はグラントの許可を取ったうえでUMA基地に居座るが、地球に接近するシラリーに対して無思慮に衛星レーザー砲を使用。それが通用しないと知ると、命中すれば死の灰が世界中に降り注ぐ危険性のある核ミサイルを使用したが、核爆発すらシラリーに吸収されたため効果はなかった(皮肉な事に死の灰も吸収されたので、無用な被害が出る事だけは避けられた)。


余談編集

一応明記しておくが、現実世界のオーストラリア陸軍は核兵器を所有していない

先述の爆撃の際に「グアムからB-1爆撃機を出撃させろ」という台詞がある為、実はアメリカ軍の将軍なのではないかという疑いもあるが詳細は不明である。


関連項目編集

ウルトラマンG


高倉司令官:日本シリーズ作品における、同じようなレベルの司令官。

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