概要
マシン帝国バラノイアの機械生命体・第三世代の赤ん坊。皇帝カイザーブルドントと皇妃マルチーワの間に生まれた子供であり、バラノイア皇子か皇女になるが、性別については不明。
地球征服から半年後に生まれたばかりの赤ん坊であるために名前は決まっていなかった。劇中では名前を呼ばれず、「ブルドントJr.」は後年のムック本における表記。
澄んだ目が特徴で、どちらかといえば母親似だが、祖父バッカスフンドのように目を開閉できる。
皇妃マルチーワ曰く「可愛い赤ちゃん」で、皇太后ヒステリア曰く「何よりのプレゼント」。
この子の存在は、冷酷だった皇太后ヒステリアに情愛の感情をもたらした。最終話でカイザーブルドント夫妻が戦死してバラノイアが滅亡した際、ヒステリアは自分の命と引き換えにブルドントJr.の助命を嘆願。了承したガンマジンに引き取られた。
地球人を苦しめた敵組織の生き残りであり、オーレンジャーの面々も殺すべきかどうかで意見が別れたが、最終的には引き金を引く事は無かった。
あくまで第三者であるガンマジンによって保護されるのは、あるであろう地球人からのバラノイアへの怒りや憎しみを考えると最善の手だと思われる