FF7でのプラウド・クラッド
スカーレットが対ウェポン用に開発した神羅製の巨大ロボットである。
巨大かつ重厚なボディに鋭利な鉤爪のついた四本の腕、そして背中の大型キャノン砲が特徴。
胸部の辺りはジャマーアーマーと呼ばれる本体とは別の特殊な兵装になっている。
後述のことから有人制御(かつ複座)と思われる。
DISC2終盤のシスターレイに向かう道中で登場。
登場シーンでのセリフ
・まずメカ本体から2人が現れて手の平に乗る。
「ガハハハハハハハ!!来たな来たな!」
スカーレット
「キャハハハハハハ!!やっぱり来たよ!」
ハイデッカー
「よ~くも今までコケにしてくれたな!」
スカーレット
「私のかわいい兵器たちをたっくさん壊してくれたわねえ!」
ハイデッカー
「ガハハハハハ!だが、対ウェポン用兵器のこいつはどうかな!」
スカーレット
「お前たちでは役不足だがこの私の絶対の自信作!」
・2人がメカ本体に乗り込む(なお、ハイデッカーはこの時搭乗に手間取っている)
「このプラウド・クラッドの破壊力!見せてあげるよっ!」
性能
とにかくデカくなおかつ硬い。HPも結構ある(=60000)。
武装もニーブレンドやリストレーザー、ビームキャノンと中々の重武装。
しかも、パーティ全体にリフレクをかけてバフを阻害するジャマーアーマーの存在もあり、一見すると足がふらふらする存在のボス。
……と書いたまではいいが、ここまで来れたならまず負けはしないだろう。
HPを回復しつつ(リフレク時はアイテムで)威力の高い魔法などで攻撃していけば倒せる。
実はこのボス、攻撃力があまり高くないためデカい割にはそこまで強くない。
そして前述のビームキャノンも、発射までに2ターン掛かるくせにダメージも少ないのである。こんな兵器が自信作とは一体……。
極め付けは2つのアームで仲間を行動不能にしたり、溜め無しで無属性全体攻撃の『ラピスレーザー』を放つキャリーアーマーが思ったより強い点である。
よりによって『神羅製のウェポン』とも称せる存在が運搬車より弱いのが余計に悲しい…。
そのせいか、キャリーアーマーとの比較で「HPだけ高い鉄屑」と揶揄するプレイヤーも。
更にウェポンはあらゆる意味で神羅の兵器を軽く凌駕しており、例え量産させていても到底勝てるとは思えないので、ますます残念な兵器である。
ともあれ、倒すとクラウドの専用武器・ラグナロクを落とすのでありがたく貰っておこう。
戦闘終了後、機体は爆発四散しそれに伴って中のハイデッカーとスカーレットもあえなく死亡した。
実は……
このボスはなんとゴールドソーサーのバトルスクエアの裏バトルにも登場する。
こっちのプラウドではハンデを背負って戦う仕様になるため、それなりに強い。
余談だがVSプラウドでながれるBGMは神羅カンパニーのテーマ。戦闘曲以外の曲が流れるシーンは劇中でも2回しかない。
FF13でのプラウド
PSICOMのヤーグ・ロッシュ中佐が操縦している。
海外での表記
7が『Proud Clod』
13が『The Proudclad』
Proud:誇るに足る・見事な・立派な・堂々とした・誇らしげ・高慢な・尊大な・自尊心がある
Clod:塊・土塊・土壌・バカ、アホ、マヌケを意味する俗語
よく言えば「誇りの塊」悪く言えば「尊大なマヌケ」である。
外部リンク
関連タグ
ゼノブレイド2:凸凹コンビが搭乗して起動する巨大ロボット「サクラ」が登場する。