概要
海外版「Starstrike Blast」で登場した闇属性・悪魔族のモンスター。デーモンの1体である。
悪魔族デーモンの中でも最も人間に近い体型をしたデーモン。大きなツノの生えた仮面で目を隠している。
このカードが幼女化したようなトリック・デーモンと言うカードもある。
Archfiend Heiress(魔王の相続人)というあちらの英名からすると、本人と言うより娘であろうが。
カードテキスト
星8/闇/悪魔族/攻2900/守2100
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する悪魔族・闇属性モンスター1体が破壊される場合、代わりに自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
また、フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、「ヘル・エンプレス・デーモン」以外の自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性・レベル6以上のモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
解説
2つの効果を持つが、両方共墓地に悪魔族・闇属性のモンスターが必要となるため、あらかじめ墓地をこやしておく必要がある。
前半は身代わり効果。自分の墓地のモンスターを除外し、悪魔族・闇属性モンスターを破壊から守る。
この効果を使うと後半の効果が生かしづらくなるので無理に使う必要はないだろう。
後半はこのカードが破壊された時に墓地の悪魔族・闇属性・レベル6以上のモンスターを蘇生する効果。デーモン専用蘇生カード「デーモンの雄叫び」と相性がよく、条件に合った強力なモンスターを蘇生できるのだが、そのための下準備に難があった。
現在では「伏魔殿-悪魔の迷宮-」下において、他の悪魔族モンスターを場に出す手段は必要だが戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモンを妥協召喚して他のもう一体を除外することでどこからでも隣に侍らせられるようになった。
妥協召喚した戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモンはそのターン終了時に自壊していなくなってしまうが、しかしこれで今までネックであった場に出す手段と蘇生先の確保をほぼ同時に行うことが出来るようになったとも言える。