概要
アメリカ合衆国の俳優・映画製作者。
大学では新聞記者を目指していたが、20歳の時に劇団へ。一度は就職するものの、23歳の時に再び劇団へ入りブロードウェイでデビューした。
舞台俳優として活躍していく中で、1935年に『運河のそよ風』で映画デビュー。
その後も次々と映画に出演し、特にジョン・フォード監督の映画には欠かせない役者となった。
法廷劇『十二人の怒れる男』ではプロデューサーを兼任した。
1960年代には多くの西部劇映画にも出演し、1981年にはアカデミー特別賞を受賞、翌年には『黄昏』でアカデミー主演男優賞を受賞した。アカデミー賞受賞から五か月後に77
歳で死去。『黄昏』は遺作となった。
家族
2番目の妻との間の子供であるジェーン・フォンダとピーター・フォンダ、孫娘のブリジット・フォンダも俳優として成功を収めている。『黄昏』は実母の自殺を知り長年父親と確執していたジェーンが和解した後に父親の為に企画した作品であり、親子での共演を果たしている。