概要
ベトナムの国営航空会社であり、フラッグキャリア。1955年に設立された(北)ベトナム政府の(民間)航空局をもとに1989年に(改めて)設立。ロゴマークの金色の蓮の花は知恵と優雅さを表す。
2010年に航空連合のひとつであるスカイチームに加盟。(北→統一)ベトナム政府の一機関だった名残から、長らく国営だったが、2014年11月14日に民営化、株式公開に伴い「全日空に株式の一部を売るのでは」と報道された。
その後2016年1月12日、スターアライアンスに加盟するANAグループと資本・業務提携を結んだ。ANAはベトナム航空の株式の8.8%を取得し、お互いの役員を派遣する。同年10月29日搭乗分をもって日本航空とのコードシェア便の運航とJALマイレージバンクとの連携を終了し、翌日搭乗分からANAとのコードシェア便運航とANAマイレージクラブとの連携を開始した。
サービス
機内食にはフォーなどのベトナム料理が出されたり、客室乗務員の制服が伝統衣装のアオザイだったりと、いかにもベトナムらしさのあるサービスで人気がある。
エア・ベトナム
もともとベトナム(南ベトナム)には、エア・ベトナムという航空会社が存在していた(1951年設立)が、ベトナム戦争で消滅した。