概要
最下位の戦闘員たち。一般に「ほじなし戦闘員」と呼称される。組織図上はハンカクサイの配下だが、どんな行動班長とも一緒である。組合内の地位こそ最下位だが、誰よりもふてぶてしく、強く、技も多彩で逃げ足も速い。
全身が銀色ベースに黒のアクセントが入り、顔には「ホ」を図案化した黒い模様が描かれている。
本来は善良な秋田県民が、ハンカクサイなどに操られてしまっているという説もあるが、真偽のほどは不明。
ボッコレタマグラなどの怪人や毒電波発信機を作れるほど、手先は器用。
母の日にはプレゼントを用意したり、死んだ祖父にタイムスリップで会えると大喜びしたりと、意外に家族想い。
時々、ミニ・クワを持っていたり、首に手ぬぐいを巻いていたりする。
ショーではムエタイ用のパンツやハートマークのパンツを愛用していることが多く、それを人前で上げたり下げたりして顰蹙を買うのが好き。また、幹部を差し置いて目立とうとする行動もよく見受けられる。
太った者、やせた貧弱な者、スノボの得意な者や、科学者風の者など、いろいろなホジーネがいるが、マッチョの2匹組の出現確率が最も高い。
言葉はあまりしゃべれず、基本的にはショッカーの戦闘員よろしく「ホジー、ホジー」と甲高い声で鳴くだけだが、たまに一言だけしゃべることがある。
「ほじなし」とは、「間抜け」「分別のない者」の意。
派生
スコタマホジーネ
スコタマハンカクサイとともに100年後の未来からやって来た、強力な(?)ホジーネ。
マスクが硬質になっている他は、いつものホジーネとなにも変わらない。ビガビガGが「100年前のホジーネは大したこと無い」と言っていることから、相対的に若干強くはなっているらしい。
アンポンタン・ホジ木
ホジーネジムからやってきた、レスラーのホジーネ。アントニオ猪木を想わせるアゴとカツラ、ガウン姿が特徴。「ホジー」の他に「元気ですかー!」と言うことも可能。闘魂を注入されるとパワーアップする設定になっているが、通常のホジーネ同様、すぐにやられてしまう点は変わらない。
ガジェーネ(=メクセグ・ネイガー)
ホジーネと同じく、最下位の戦闘員たち。
うち1人が「メクセグ・ネイガー」となる。これは、いわゆるヒーローの偽物、つまり「偽ネイガー」である。なお「めくせ」とは「不細工な」「格好悪い」という意味であり、「めくせぐねが?」とは「ブサイクじゃないか?」という意味である。
メクセグ・ネイガーは、本物とは比較にならないほど安っぽく、かっこ悪い。ショーなどでネイガーの登場を待つ観客を失望させるのが主な役割。背中にマジックで書き殴られたイラストが自慢で、赤いマントを外すと裸の背中があらわになり、それを観客に見てもらいたがる。マスクを取られると、本来の姿であるガジェーネに戻ってしまう。赤いマスクに金文字で「ガ」と描いてある。
名前は「分別がない」の意。
モジャーネ
ホジーネ、ガジェーネと同じく戦闘員だが、もっとも出現率が低い。
白いマスクに金文字で「モ」と描かれている。能力等はホジーネとあまり変わらないように見える。
ホジーネと並んで立つと、マスクの文字が「ホ」「モ」と読めてしまうため、教育上都合が悪い。ただし意図的に2人を並ばせた状態で、ハンカクサイが「ふっつくな」(くっ付くな)と突っ込みを入れている公式画像やキーホルダーも存在する。
更にガジェーネと並んで立つと、マスクの文字が「ガ」「モ」と読めてしまうため、(「ガモ」は秋田弁で男性器を意味するため)秋田県内では教育上ものすごく都合が悪い。ただし公式サイトには、意図的に2人を並ばせた状態でホジーネが説教をしている画像が存在する。
名前は「汚い」「整理されていない」の意。
ヤヅガーネ
ほじなし戦闘員の亜種。不細工な大きな顔を持ち、手に大きなグローブをはめている。
名前は「駄目」「いけない」の意。