ゴンボホリー
ごんぼほりー
ハンカクサイと同じく、戦闘担当の行動班長。自分の思い通りにならないと駄々をこねる。
カミキリムシ(マツノマダラカミキリ)を模した姿をしている。出身地を問われると必ず「東京のほう」と語り、実は秋田出身であることはひた隠すが、微妙な秋田弁のイントネーションを隠しきれず、出身地を指摘されると怒り出す。しかしホイドタガレに吸いつかれエネルギーを奪われた際には、混乱のあまり自ら過去を暴露してしまうことがある。
都会派を気取り、自称「組合のファッション・リーダーかつトップ・ブリーダー」。ファッション・リーダーを名乗るだけあり、その衣装は度々変化している(白黒、黒、パール、迷彩、青ジャージ、金、クリスマス限定色の赤緑が確認されている)。また、右手に「L」「O」「V」「E」、左手に「H」「A」「T」「E」とそれぞれ描かれた指輪をはめている。
性格は卑怯。他人を卑怯呼ばわりする一方で、自分は平気で戦闘員を盾にしたりする。口はきわめて達者だが格闘はからきしで、大抵ヒーローたちに瞬殺されて退場する。
都会にあこがれる若者を誘導し、秋田の人口流出を図ろうとする邪悪な怪人。
武器は「イブリ・ロッド」。いぶりがっこのロッドであり、「いぶりがっこ」とは「燻製(= いぶり)の漬物(= がっこ)」の意で、いろりの上で燻製にした大根を漬けた漬物のこと。
「デゴリオット・ミサイル」「デゴ・ナックル」という、デゴ(= 大根)の武器もあるが、正体は大根のぬいぐるみである。やわらかいのでまったく役に立たない。デゴリオット・ミサイルにはゴムひもが付いており、ネイガーに持たせてぶつけようとするが、大概先に手を離され、返り討ちに遭ってしまう。
袖の下にマツノザイセンチュウを隠し持っていて、マツクイムシ被害を発生させる。
羽は着脱可能でオフの際には取り外し、文字通りに羽を休めている。
彼に絶滅寸前の秋田美人に認定されると、バラを一輪もらえることがある。
歌謡曲を歌いながら登場することもしばしばある。
コアな女性ファンから、(ビニール製の白い馬「エレクトラ」に乗って登場することがあるためか)「ホリー王子」と呼称される。
名前は「駄々っ子」の意。